夏草の賦

戦国時代。中央から遠く離れた遠国、土佐でも戦乱の嵐が吹き荒れていた。騒乱の中心人物の名は長曾我部元親。幼少の頃はおとなしくて控えめな性格であり「姫若子(ひめわかこ)」と呼ばれその将来を不安がられていた。
しかし、若くして家督を継いだ彼は祖父の代から続いていた本山氏との争いに決着をつけ土佐を、それから四国をそして、天下を・・・長曾我部家の躍進が始まろうとしていた。


この本を読んだ当時、拙者自身は「長曾我部=土佐の戦国大名」ぐらいの知識しかなかったのですが読んだあとは、その特異な集団に興味を覚えるようになりました。やはり、戦国時代は奥が深いです^^。長曾我部家に興味がある方はもちろん、戦国時代の社会についても興味がある方にもおすすめかと思います。


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