第五回甲冑オフ会 参加報告書

2003年11月30日開催

10月12日の津まつりでのできごと。
横内殿
「今度の30日に、一海さんのところで甲冑オフ会を開くのですが、山内殿もいかがですか?」
拙者
「おもしろそうですな〜。でも、まだ予定がわからないです。」
(ん?30日?今月の30日は・・・
木曜日ではないか!
平日は無理だなぁ・・・)

と、当初は思っていたのですが、10月ではなく11月の30日でした(^_^;)。
こんな経緯で、拙者も一海さん主催の甲冑オフ会に参加させてもらうことになりました。
拙者は初参加ですが、五回目となる今回は観光客の方も桶側胴を試着できるというイベントを自主開催するという試みも。これまで参加してきたお祭りとはだいぶ異なるイベントゆえ、拙者も新鮮な気持ちで行って参りました。


11月30日当日。この日の天気予報は「曇り雨」という不安なものでした。見事な快晴だった先週の「たかとり城まつり」とは対照的に、天気には恵まれそうにありませんでした。しかし、雨でもオフ会は開催されるゆえ、拙者は荷物を持って開催地の池田城に出発。それにしても、鎧兜は持ち運びが大変です。拙者の自作鎧の基本素材は紙なので、実物と比べるとだいぶ軽いのですが、それでも必要な小道具やら着物やらも含めるとけっこうな重量になって、かさばります。今後は輸送手段も考慮に入れたほうがいいかもしれませぬ。
それはさておき、阪急池田駅で降りた拙者。この地は初めてゆえ、池田城までの道のりはあまりよくわかりませんでした。しかし運良く松永弾正殿、山本采女佑殿と合流することができたゆえ、道に迷うこともなく集合場所に到着することができました。よかったよかった(^o^)。
集合場所では、既に一海さんと横内殿、そして今回初顔合わせとなる平知盛殿が荷物の運び込みをほぼ終えておりました(そういえば一海さんとも、今回が初顔合わせでありました)。その荷物というのは、鎧兜はもちろんですが、なんと風林火山の軍旗や毘の軍旗、さらには宇喜多家、島津家など戦国大名の家紋が入った背旗までありました。これらの旗も全て一海さん所有のものとのこと。う〜〜ん、「凄い!!」の一言です。
もちろん、拙者の自作鎧も披露。「なかなかよくできている」と好評でありました。しかし
弾正殿
「わ〜〜、すご〜〜い!!」
と感心しておりましたが、貴殿は先週、高取で目の当たりにしたはずではありませぬか〜〜(苦笑)。
さて、準備が整ったところで、今日の予定を確認してから着付け開始。天気がよかったら神社参拝も予定に入っていたのですが、残念ながら今回は中止。代わりに池田城城内の散策となりました。天気ってやっぱり重要ですよね。最近、よ〜〜くそう思います。

行進!

先頭・軍旗持ち:山本采女佑殿(一海さん所有具足)
2番手:一海さん(大鎧)
3番手:拙者(自作鎧)
4番手:平知盛殿(赤桶側胴(丸竹産業より貸し出し))
5番手:横内鞠雄殿(黒桶側胴(丸竹産業より貸し出し))
写真撮影係:松永弾正殿(直垂)

拙者
「今回はあいにくの天気でありますな〜」
横内殿
「津の時も、天気には恵まれませんでしたな〜」
とお話。
<結論>
弾正殿が雨女だから(笑)

(注意:これは創作です。たぶん。)

(左写真)
「あ、何かが我らを見ておりますぞ。」
「あれは風景や人を瞬間的に絵にすることができる「かめら」というものでござるよ。」
「それでは、顔を引き締めて」
パシャリ!
(右写真)
弾正殿
「皆さん、顔カタイですよ〜。笑ってくださ〜い。」
「こんな感じ?」
右二人は、この顔でよく子供を泣かしてしまうのです(T_T)

記念写真

市の職員とよく間違われた一同ですが、もちろん、こんな感じで記念写真にも応じますぞ!

勝ち鬨で締め!

午前は、大手門前にて勝ち鬨をあげて終了でござる。

さて、午後からは甲冑試着会。拙者は主に池田城内での宣伝活動を担当しておりました。
それにしても、何度「市の職員」と間違われたことか(^_^;)。
観光客の方々と話をしていると、日本の歴史を伝える鎧兜に関心がある方はわりといらっしゃるようなのですが、実際に着てみる、という段階には踏み込めない方が多いようでした。拙者の場合、小学生の頃は(今でもかな?)学習漫画で見た、鮮やかな鎧兜で武装した騎馬武者が勇敢に戦う姿に憧れていたゆえ、歴史祭りに参加したりすることにはそれほど抵抗はなかったのですが・・。
さて、そんなこんなで甲冑試着会も予想以上の好評を得ることができました。最後は自分達で後片付けをして(←これまで参加した歴史祭りとは大きく異なること。)、解散となりました。最後は大手門前での集合写真を。

<謝辞>
まずは此度の甲冑オフ会を主催された一海さん、共に参加された横内鞠雄殿、平知盛殿、山本采女佑殿、松永弾正殿、まことにお世話になりました。ありがとうございます。
そして、お世話になった池田城の方々に御礼申し上げます。


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