滋賀県彦根市で秋に開催されている「小江戸彦根の城まつり」のメインイベントの一つ、「井伊の赤鬼家臣団列」に参加してきました(お祭り自体は、10月末〜11月初頭にかけて開催されています)。近江彦根藩の藩祖・井伊直政は、甲斐の武田家が滅んだ時に、主君の家康から武田家の遺臣約70名を配属され、名将・山県昌景の朱塗りの具足にあやかるように、家康から命じられたそうです。以来、井伊家とその家来達は朱塗りの具足を着用し、戦場では「赤鬼」「井伊の赤備え」という異名で怖れられたそうです。
「井伊の赤鬼家臣団列」の参加者25名は一般から広く募っておりますが、近年では応募者多数で抽選を余儀なくされているそうです。が、拙者は運良く抽選に通過\(^O^)/。そんなわけで、お祭り参加も兼ねて、未踏の地である彦根に行くことになりました。偶然にも、本当に「全国各地」を飛び回っている肥前守左馬之助殿も参加する運びに。これはますます楽しみじゃ(^o^)
いざ、彦根!!
これまで、「赤鬼家臣団列」の配役は主催者側が決定していたそうなのですが、今年から当日の朝に参加者がくじを引いて役柄が決まる、という方式に変更されました。(ちなみに、今年の主役の井伊直政は京本政樹さん)事前に郵送されてきた資料によると、25名の参加者のうち、赤備えの家臣団は22名。残りの3名は、井伊直政を除く徳川四天王の3人「酒井忠次」「榊原康政」「本多忠勝」となっておりました。
(赤備えもいいけど、徳川四天王もいいかなぁ・・。ま、くじなんだからどうなるかは運次第。)
そんな気持ちで、何気なく引いたくじの番号は「20番」。「20番」って誰だっけ??
係りの人「え〜〜・・・本多忠勝ですね。」
拙者心の声(・・・・どうなんだろう・・・)
というわけで、左が今年の「本多忠勝」公です。 |
赤備え家臣役の左馬之助殿から、面頬をちょっとお借りして撮影してもらいました。これで、だいぶ強そうなイメージになりましたね(といっても、行列が始まる前に左馬之助殿にお返ししなければなりませんが)。面頬っていいなぁ・・・。
左写真:左馬之助殿完全装備。迫力あるな〜〜。 |
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そして赤備え武者の勢揃い。 |
さて、それではいよい行列出発!!
この祭りのパレードは、いくつかの行列が複合してできていました。 |
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荷物を担いだ奴衆が次に登場。 |
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女の子達は奥方列で参加しておりました。 |
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赤鬼家臣団列は、ほぼ中央に主役の「井伊政樹」公が騎乗で進み、その後方に徳川四天王、その後ろに騎乗の井伊直孝公、そしてしんがりは左馬之助殿、という編成になっておりました。 |
集合場所の小学校を出発した行列は、彦根城の二の丸に入っていきました。石垣やら堀やらがいい雰囲気を作り出しておりました。彦根の街並みも、昔を意識した瓦屋根仕様になっており、時代行列が進むには好適な環境であると言えるでしょう。・・・・と、アナリストみたいなことを書きましたが(笑)、実際に味のある街並みでしたよ。彦根城見物と合わせてオススメです。
(行列はけっこう自由なんだな・・・) |
<謝辞>
今回共に参加した肥前守左馬之助殿、ありがとうございました。m(^-^)m
帰りは途中まで送っていただいたりと、本当にお世話になりました。そして、御台所様にはたくさん動き回って行列の写真を撮っていただきました。重ねて御礼申し上げます。
そして、此度の小江戸彦根の城まつりに参加された皆様と、関連団体の皆様にこの場を借りて御礼申し上げまする。
m(_ _)m