築城年 | 1601?〜 1607年 |
分類 | 平山城? | |
築城者 | 加藤清正 | |||
歴代城主 | 加藤家 → 細川家 | |||
史跡指定 | 国史跡 | |||
現在地 | ||||
熊本県熊本市本丸1−1 |
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略歴 | ||||
・慶長6年(1601年) 関が原の戦いの功で肥後52万石の国主となった加藤清正が築城開始 |
<熊本城の沿革>
熊本城が築かれたのは茶臼山という丘陵地帯でした。清正がこの地に熊本城を築く前から、茶臼山は肥後国の要地として城が築かれていました。記録に残っている最古の城は応仁年間(1467〜1469年)に築かれた千葉城、その後は明応5年(1496年)に菊地一族の鹿子木親員(かのこぎ ちかかず)が隈本城を築き、戦国時代の肥後の中心地となりました。
熊本城の築城開始は1601年となっておりますが、実は築城開始の年ははっきりしていないそうです。これだけ巨大な城を7年間で築くことは普通に考えると難しいので、実際にはもっと早い時期から築城が始まったのではないか?とも考えられております。
熊本城が歴史の脚光を浴びたのは、明治10年(1877年)の西南戦争でしょう。西郷隆盛率いる13000の薩摩軍の攻撃を52日間に渡って防ぎきり、「難攻不落」の賛辞を浴びることとなりました。西郷は薩摩の城山で終焉を迎える際、「(熊本城では)わしは官軍に負けたのではない、清正公に負けたのだ」とつぶやいた、と伝えられているそうです。
<熊本城の写真>
・宇土櫓
天守閣は復元されたコンクリート天守閣ですが、こちらは現存の櫓。文化的な価値は復元天守閣よりも高くなっております。もともとは、宇土城の天守閣を移築したものだ、ということから「宇土櫓」の名前の由来だそうですが、定かではないようです。櫓といえども、この大きさは一城の天守閣に相応しい造りになっております。
・加藤清正像
はぜ方門の前にそびえたつ熊本城の父・加藤清正の銅像。長烏帽子兜が印象的です。
<管理人の感想> 2007年に築城400年を迎える熊本城は、本丸御殿の復元工事が進んでおります。詳しくは、こちらを参照ください。
<開館情報>
・大人:500円 小・中学生:200円
・熊本城&細川刑部邸共通入場券 大人:640円 小・中学生:240円
・開園時間 4〜10月:8時30分〜18時
11〜3月:8時30分〜17時
・休園日:12月29日〜31日