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玖島城

築城年 1599年 分類 水城
築城者 大村喜前
別名 大村城
歴代城主 大村家
史跡指定 ・お船蔵跡(県指定史跡)
現在地

長崎県大村市玖島一丁目
(旧国名:肥前)
<再建された板敷櫓を撮影>

略歴

・慶長4年(1599年)  大村喜前が築城
・慶長19年(1614年) 大村純頼により大改修される
・明治初頭         廃城処分

<玖島城の沿革>
 玖島(くしま)城は大村家第19代当主の大村喜前(おおむら よしあき)慶長4年(1599年)に築きました。大村喜前は、豊臣秀吉の死後、再び天下が乱れることを恐れ、三方を海に囲まれたこの地に城を築くこととしたそうです。城の設計は、喜前と親しかった加藤清正の助言を得た、と伝えられているそうです。
 慶長19年(1614年)、第20代当主の大村純頼(おおむら すみより)により大改修され、明治維新まで大村家の居城として機能してきました。

<玖島城の写真>
お船蔵跡(県指定史跡)
 領地を海に囲まれ、城も海に面して築かれた大村藩にとって、船はたいへん重要な役割を持った乗り物だったそうです。4代藩主・大村純長(おおむら すみなが)は、城の付属施設として船蔵を建設し、ここに藩主専用の御座船などを格納していたそうです。海と密接な繋がりのあった大村藩の性格を示す文化財として、保存されています。

<管理人の感想>
お船蔵は、全国でも珍しい城の遺構です。波の静かな音がいい雰囲気でした。
なお、玖島城がある「大村公園」は桜の名所でもある他、季節の花がたくさん植えられているので、季節ごとに異なる景観を楽しむこともできます。でも、冬は裸木が多いので寂しい感もありますが。

<交通情報>
・車:大村公園に無料駐車場あり

探検日:2006年1月22日
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