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六波羅蜜寺

時代区分源平合戦分類区分神社寺院旧国名山城
現在地

京都府京都市東山区五条通大和大路上る東

関連人物

・平清盛など

六波羅蜜寺の歴史
 六波羅蜜寺は真言宗智山派のお寺です。建立されたのは天暦5年(951年)、醍醐天皇の第二皇子空也により開かれたそうです。
 昔は寺の敷地がたいへん広く、平安時代後期、平忠盛が軍勢を率いて駐屯したことをきっかけに、平氏の全盛期は一族の邸宅が栄え、その館の数は5200余りにもなったそうです。しかし、寿永2年(1183年)、北陸から源義仲が平氏を追い出して都を占拠した時の兵火のために、寺の建物はほとんどが焼けてしまい、本堂だけが延焼を免れたそうです。鎌倉時代には六波羅探題も寺の敷地内に置かれていたそうです。その後もたびたび兵火に巻き込まれ、寺の変遷は激しかったそうですが、豊臣秀吉や徳川幕府が保護し、修復工事を行ったそうです。

六波羅蜜寺入口付近の様子

<管理人の感想>
 教科書などでよく見た平清盛の木像、意外と大きい印象を受けました。写真では、わりと小さめな印象だったゆえ。像が安置されている宝物館は写真撮影禁止なので、残念ながら木像の写真はありません。
 ちなみに、宝物館の中に束帯姿で座っている井伊直政の木像が置いてありました。平清盛はじめ、他の像には説明書きがあったのですが、井伊直政像にはいっさい説明なし。もらった資料にも、これについてはいっさいふれられておりません。いったいどういう経緯で井伊直政像が置かれているのでしょうね??

<交通情報など>
・周囲は入り組んだ狭い道になっており、道に迷いやすいのでご注意を。

探検日:2004年11月27日
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