史跡探検記表紙 > 場所で探す > 東京都選択
史跡公園・古戦場選択

伝馬牢跡

時代区分江戸時代分類区分史跡公園旧国名武蔵
現在地東京都中央区日本橋小伝馬町1−5先
都史蹟 (昭和29年11月3日指定)
関連人物
関連事件

 伝馬牢は江戸の牢屋敷として、慶長年間から明治8年までの約270年間機能していたそうです。この牢に入ったものは数十万人を越えると言われております。現在は十思公園が伝馬牢跡の公園として整備されておりますが、当時の伝馬牢はもっと広大な敷地を持っておりました。牢にも格があり、揚座敷(旗本用)、揚牢(士分、僧侶)、大牢(平民)、百姓牢(百姓)、女牢(婦人)と区別されていたそうです。身分制社会らしいですね。

吉田松陰終焉の地

幕末の長州藩に大きな影響を与えた吉田松陰も、この牢で処刑されました。
安政6年(1859年)10月27日のことでした。
十思公園内には、松陰終焉の地の石碑が建っております。

十思公園はこじんまりしていますが、池もあり、都会の中のオアシスとして機能しているようです。拙者が訪れたときも、会社員風の方が何人かくつろいでおりました。

<交通手段>
・地下鉄「小伝馬」駅下車。徒歩すぐ。
・駐車場はなし。

探検日:2004年2月18日
侍庵トップページへ戻る