![]() |
県庁の正門を抜けてメインストリートに出ると、両側にはカメラを構えた観客がたくさんいました。前回参加した赤穂義士祭りの時も、出発地点にはかなりの人が集まっていましたが、今回もかなりの人出でありました。拙者らの部隊の主、お市の方様は沿道の観客の声援に手を振ったりして答えていらっしゃいました。 |
さて、肝心の行列なのですが、拙者自身が参加しているゆえ、行進中の写真はありませぬ(^_^;)。まさか、行進しながらちょこちょこデジカメを取り出して撮る、というわけにはいきませぬ。祭りに参加すると楽しいことがいっぱいありますが、観客からどう見えているのかがわかりずらい、という欠点がござる。どなたか、この時の写真(お市の方隊に限らず)を持っている方がいらっしゃれば、メールに添付するなどでこちらまで提供していただければ幸いでござるm(_ _)m。 |
![]() |
最後の柴田隊が来るまで、九十九橋の上でしばらく待機。橋の上にも実に多くの観客が待ち構えていて、勝家役の松平健さんが来ると歓声が上がってフラッシュが光りました。観客の視線はみな勝家公に注がれていて拙者らにはなかったため、拙者も勝家公を撮影。 |
![]() |
河原に下りると、特設ステージで各部隊がパフォーマンスを行います。お市の方隊は柴田隊と一緒に最後に行うため、それまでステージから離れたところで待機。去年も参加した真下殿や、毎年参加されている市民の方の話によると、今年は特に観客数が多いとのこと。河原に作られた観客席だけでは収容しきれず、土手の上にまでお客さんが溢れているという状況でありました。 |
![]() |
左写真は浅井長政隊のステージ上での一場面。 |
柴田軍・佐々成政隊の出番が終わった後、お市の方隊と柴田隊がステージ前に集合。勝家公から言葉を頂き、最後に勝ち鬨をあげます。大きな声で |
|
![]() |
左の写真は、ステージイベントの最初と最後を飾る、仁愛付属高校・大学・ダンス研究会の方々のダンスのワンシーン。前日の練習のときから何度も見ていたのでありますが、なかなか華麗でありました。 |
と、この途中で、平和でなごやかな時間をかき乱す輩が乱入! |
|
![]() |
ステージ前に飛び出した越前武者。太刀を抜き放ち(実際は竹光)、乱入者と対峙。 |
30名ほどの越前武者はステージ前に飛び出し、乱入者と対峙。拙者も太刀を抜きはなちます。(行列の時に持っていた槍は危険なので、殺陣では竹光を使いました。)ところが、気持ちが高ぶっていたせいか、刀と同じような感覚で太刀を抜いて構えてしまったゆえ、刃が上を向いておりました(汗)。いかんいかん(^_^;)。 |
|
と〜〜あぁ〜〜!! |
![]() |
拙者は一番左にいた乱入者に向かって突進!ところが、奥で待っているはずの一番左の乱入者もこちらに向かってきたのであります。そしてそのまま行き違い・・・。 | |
![]() |
ステージでは、勝家公が6名ほどの乱入者に囲まれてピンチ!そこに、越前出身の剣豪・佐々木小次郎と、その宿敵・宮本武蔵が助太刀に登場! |
登場した佐々木小次郎と宮本武蔵は5名の乱入者と戦い、ステージ上では勝家公と乱入者のリーダー格の男が対峙。佐々木小次郎・宮本武蔵・乱入者を演じている方々は、みな殺陣のプロの方ゆえ、そのまま時代劇の場面として使えそうな見事な殺陣を演じておられました。やはり、俄仕込みの拙者らが相手の時とは、動きが違いまするな。そして佐々木・宮本両剣豪はそれぞれ受け持った相手を切り伏せ、ステージ上では暴れん坊将軍・勝家公がリーダー乱入者を切り払います。さすが暴れん坊将軍!見事な腕前でござる! |
|
![]() |
さらなる追撃に鉄砲隊が登場! |
![]() |
お市の方「勝家様、お怪我はありませんか?」 |
![]() |
こうして、越前時代行列は終了。最後にステージ寸劇に参加した人・団体が紹介されました。その終わりのほうで・・ |
![]() |
![]() |
せっかくの機会ゆえ、県庁を通ってちょっと天守台に登ってみることに。 | |
![]() |
体育館に戻って、鎧を脱ぎます。体が軽くなるのを感じる一方で、楽しかった時が終わったという、ちょっとした悲しさも感じた瞬間でござる。名残惜しくはありますが、お世話になった方々に挨拶してお別れとなりました。また来年お会いできたらいいですね! |
<謝辞>
此度の越前時代行列のことを教えていただいた真下昌景殿、共に参加して楽しい話題を提供してくれたやーたろー殿、まことにありがとうございました。また会える時を楽しみにしております。
また、お市の方様はじめ、お市の方隊参加者の皆様、写真撮影に協力していただいた方々、ありがとうございました。おかげさまで、記念に残る写真がたくさん撮れました。
そして、今回の越前時代行列の企画・運営に携わったふくい春まつり実行委員会とその他関連団体の方々に深く御礼申し上げまする。