長岡京ガラシャ祭

2004年11月14日

 ちなみに、この日の天気は雨が降りそうな怪しい曇り(-_-;)、でありました。気温もだいぶ低めでしたね。実際、ポツポツと雨がパラつくこともありましたが、自称「晴男」の辰之進殿、「天気そこそこ男」の拙者のおかげで、なんとか天気ももちました(??)。

こちらの方は白拍子。静御前の役かな??
(義経はいなかったけど)
写真には写っておりませぬが、鼓も持っていらっしゃいました。

(写真撮影:辰之進殿)

そして、津まつり以来一ヶ月ぶりにお会いした長月さんと今回初顔合わせのかおりんと写真を撮ってもらいました(^o^)
う〜〜ん・・・美女が多いぞ、ガラシャ祭(^o^)!!

(写真撮影:辰之進殿)

伯(叔?)父上であり、義父上様でもある
明智光秀様と。
髭が似合った貫禄のある方でした。新婦の父に相応しいですね。

(写真撮影:辰之進殿)

伯(叔?)母上であり、義母上様でもある
明智煕子様と。
優しそうな瞳が印象的な方でした。新婦の母に相応しいですね。

(写真撮影:辰之進殿)

 と、遊んでいるうちに出発の時間が来たようですね。松井康之殿が出発の号令を上げ、時代行列は続々とグランドを出て進発していきました。行列の巡行時間はおよそ1時間半(けっこう長い!!)。ゆっくりと歩きながら進んでいきました。要所要所に人だかりができていて、拙者のように名前のある役の人は、役名と演者の名前を紹介されました。この時の観客の反応がおもしろい(^o^)。「弥平次」の旗を見上げて
「弥平次・・・・(?_?)」
というかんじの人が大半。拙者の後ろを歩く義父上はさすがに有名人ゆえ、「おぉ〜、光秀だ!!」と感心されておりました。
 幼稚園の前では、園児達が先生に連れられて大勢待ち構えておりました。日曜日だったのですが、祭りということで出てきたのでしょうか??日曜出勤を嫌がることなく(笑)、園児達はかなり楽しそうです。
そして、集まる視線・・・これは見せ場にござる。
(何かやりたい!・・・いつもなら即興でやっちゃうけど、輿入れ行列向きじゃないかも・・・(>_<))
と、一人悩みながら、手を振る園児達に扇で応えるという、軽めの対応で大人しく通り過ぎていきました。ちなみに、後で聞いたところ辰之進殿も「何かやりたい」衝動にかられていたそうです(^^)
 こんなかんじで行列は、終点である勝龍寺城に到着。城の周囲は大勢の人が集まっていましたね。城の正門から城内に入って、行列は終了となりました。しかし、婚礼の儀に出席する9名は次が本番です。櫓の2階で小休止したあと、城の向かいの特設ステージにて婚礼の儀が始まります。

前日にリハーサルしたとはいえ、大勢の観客を前にして9名の参列者(拙者含む)は少々緊張気味。
ナレーターの紹介を受けて、参列者は一人一人とステージに上がっていきます。


(写真提供:松井康之殿)

 全員が席に着いたところで、式典が始まります。中央に忠興と玉姫が隣り合って座っております。参列者の中で、一番仕事が多いのが、侍女の清原マリアさん。まずは、玉姫の綿帽子をそっと取って、忠興と玉姫が顔を合わせます。玉姫は、懸け守りを外して忠興に手渡しました。これには、自分の生涯を託すという意味が込められているそうです。
ナレーター「続いて、三々九度の儀を始めます。」
(拙者の番じゃ・・!!)
拙者は床机から立ち上がり、後方の祭壇からかわらけが載せられた三宝を大事に両手で持って、新郎新婦の前の机に三宝を載せました。そして、一番上のかわらけを取って、忠興に手渡しました。そして、一礼して元の席に戻りました。
ふ〜〜、無事に終わった(^o^)
 ん??「簡単ではないか、そんなこと!」という声が聞こえてきそうなかんじでござるな。いや、レポートで書くと簡単ですが、これを実際に体を動かしてやるとなると、けっこういろいろな事に気を使うのでありますよ(^_^;)。拙者はまだ簡単な方でしたが、清原マリアさんはもっと求められる動作のレベルが高い。柄杓を持って、忠興と玉姫に祝い酒を注ぐのですが、この注ぎ方にも順手と逆手があり、逆手だと葬祭用になってしまうので大変です。それでも、無難にこなしていらっしゃったようです。
 三々九度が終わると、松井康之がお祝いの言葉を述べ、続いて忠興と玉姫が立ち上がって会場の皆様に御礼を言って着席。これで、婚礼の儀は終わりました。後は、長岡京市長の挨拶と来賓、主催者の紹介をして、最後はビールで乾杯!!
(※ちなみに、ビールはサントリー京都ビール工場で作られた、その名も「ガラシャビール」でした。)

こうして、婚礼の儀も無事に終了しました。よかったよかった(^o^)
 帰りは送迎バスが迎えに来てくれました。バス待ちの場所には、辰之進殿と同田貫殿が待っていてくれました。まったく気付きませんでしたが、出発前の曇り空はどこかに行ってしまい、青空が広がっておりました。
(今日は久々の早起きだったけど、たくさん遊んで楽しい1日だったなぁ・・・)
 ちょっと肌寒かった11月のお祭りでしたが、数少ない輿入れ行列に参加できた楽しい1日でした。拙者はまだまだこれから、のようです。こうして「長岡京ガラシャ祭 2004年」は幕を閉じました。今回で、通算お祭り参加数は・・・・
21回!!
けっこう参加してきたなぁ〜。

辰之進殿も、御自身のページにて参加レポートを掲載されております。「辰之進の座敷>辰之進の歴史探索」
こちらも合わせてご覧頂くと面白いと思います。

<謝辞>
 今回共に参加した「ゆるりの集い」の辰之進殿、同田貫殿、お世話になりました。また、前日リハーサルの時から松井康之殿にもお世話になりました。ありがとうございます。
m(^-^)m
 津の奥方様・長月さんかおりんにもお世話になりました!お美しいお二人に再び会える日を楽しみにしております。
 最後に、此度のガラシャ祭に参加された皆様、実行委員会ならびに関連団体の皆様にこの場を借りて御礼申し上げまする。
m(_ _)m

<お願い>
 輿入れ行列の写真あるいは婚礼の儀の写真を持っている方は、メールに添付するなどしてお送りいただければ幸いです。拙者が写っていなくても結構なので、よろしくお願いいたします。
m(_ _)m


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