第99回 赤穂義士祭

討ち入り300周年記念

約一ヵ月半前に滋賀県木之本町にて行われた賤ケ岳天下とりまつりに参加して以来、歴史祭りの魅力に引き込まれつつあった拙者。こういう時代祭りは今まで知らなかっただけで、意外と身近で行われているのでは・・?と思い、調べてみればなんと今年は赤穂浪士の討ち入りからちょうど300周年でありました。
しかも、義士一般募集に応募したところ運良く抽選通過\(^o^)/。
時代祭り参加2回目となる今回、寒い季節ではありましたが張り切って参加してきました!


1.義士集結!

義士祭ポスター

赤穂市内には左のようなポスターがあちこちに貼ってありました。
討ち入りが行われたのは、元禄15年(1702年)12月14日の深夜。
当時の江戸の冬はたいへん寒く、雪が積もることも珍しいことではなかったそうです。大石内蔵助率いる47人の旧赤穂藩士達は、それぞれの決意を胸に、深夜の雪景色の中を吉良邸へ向かったのであります。


赤穂義士祭は例年おこなわれているのですが、今年は300周年というこもあって、13日〜15日まで3日間にわたって行われました。13日は前夜祭としてオープニングイベントとして、大石内蔵助とその妻:りくの復縁式などのイベントを行い、最後に470+300=770発の義士追慕花火を打ち上げました。しかし、拙者自身は都合がつかず、実際には見れなかったでござる・・(残念)。
そして14日が義士祭り本番。恒例のパレードは

第一部
金管バンドパレード
こども屋台
協賛パレード
南京玉すだれパレード
竹北どんちゃん
音楽隊パレード

第二部 忠臣蔵パレード
スターパレード(津川雅彦)
義士娘こし道中
義士道中
こども大名行列
元禄義士おどり
少年赤穂義士音頭
赤穂おどり
こども義士行列
義士伝行列
大名行列
忠臣蔵名場面の山車
義士行列

と、長編成のパレードでありました。拙者が参加したのは一番最後の義士行列で、吉良邸討ち入りを果たし、引き上げる四十七士を描いたものでござる。今年は特別企画ということで、忠臣蔵サミットに加盟する9市町からの代表者の方が12名。赤穂市長以下、市内13団体から14名。そして市内公募者11名と市外公募者10名で義士行列を行ったのでござる(^o^)。


今回拙者が承った役は勝田新左衛門武尭かつだしんざえもんたけたか
「勝田新左衛門・・?」と思う方は多いと思うゆえ、簡単に彼を紹介しておきまする。(拙者自身、今回の件で初めて知ったゆえ・・(^_^;))

勝田新左衛門

1680〜1703
若年ながらも堀部安兵衛杉野十平次に次ぐ実力を持つ剣士。討ち入り時の戦力の中核となった。
表門「と組」に属し、矢田五郎右衛門奥田孫太夫と共に邸内に斬り込む。
小説「四十七人の刺客」では、裏門抜刀突進隊・二番隊組頭として、岡野金右衛門倉橋伝助と組んで戦った。  

拙者ら市外公募者は、行列前日の13日に赤穂市内のホテルに宿泊。14日の朝7:30に迎えのバスに乗って集合場所の市役所に向かったのでござる。


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