第99回 赤穂義士祭

討ち入り300周年記念

内蔵助銅像 内蔵助人形
さすがに赤穂の市役所だけあって、1階ロビーには大石内蔵助の銅像が置かれておりました。 こちらは人形でござる。

2階着付け場所に入ったときには既に衣装は用意されておりました。
まだ他の参加者の方々は到着していなかったゆえ、今回の行列で使用する道具の写真を撮らせてもらいました。

槍 はしごとがんどう
拙者はじめ、多くの人の武器はこの槍。中央の十文字槍には、吉良の首が入っている(と想定している)袋が吊るされているのでござる。 討ち入りの必需品(?)「はしご」と照明灯の「がんどう」。こういう小道具を用意する行列は他にはそうはありますまい。
まさかりとかけや

金太郎さんではありませぬが、一人はまさかりを装備。弓もあります。
木槌のように見えるのは「かけや」と呼ばれるもので、門を破壊するのに使ったそうです。討ち入りには欠かせない道具でござる。

そうこうしているうちに、行列参加メンバーが続々と集まってきました。
今回の配役と役者さんを簡単に紹介した後、行列の流れと勝ち鬨について確認。それから、着付けとなったのですが、説明していただいた方がたいへんおもしろい方で、冗談で何度も会場を沸かせていただきました(^o^)。
ところが、早速ここでハプニングが・・・。
季節柄、冷えこむことが予想されるので、外から見えないようなシャツを充分に着込んでおいてください、と事前に連絡されていたのですが、拙者が持っていったシャツは全部使用不可でござった(゜o゜) 。
拙者だけ上半身裸で着付けになってしまうのでござろうか・・(焦)
一瞬、47士の中でただ一人、拙者だけが寒さに震えながら行進するみっともない情景が頭に浮かんだのでござるが、さすがに衣装屋さんは拙者のような人がいることを予想していたのでしょう。シャツの代わりに、着物の下に着る綿製の腹かけのようなものを着せていただきました。これが見た目とは裏腹にかなりあったかい(^o^)!このおかげで、行列中に寒いと感じることは一度もありませんでした。衣装屋さん、どうもありがとうございますm(_ _)m。
着付けが終わり、わらじを履き、腰に刀を差し(今回初めて大小二本差しでした\(^o^)/)、頭に「二段」という兜のかわりの防具を巻き、槍を受け取って準備完了!
個人記念撮影のために外に向かったのでござる。


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