昨年の第29回から数日後の平成18年(2006年)3月1日、三加和町は菊水町と合併し、和水(なごみ)町となりました。平成の市町村大合併の一つです。市町村も企業も合併するのがこの時代の特徴なのかもしれませんね。と、それはさておき。嬉しいことに、和水町となっても国衆まつりは継続されることになった模様で、今年で30回目を迎えることになりました。
 今年は、昨年も参陣された副島源太殿の他に、密かに全国制覇を狙っている越前の真下昌景殿が参陣。当初は雲仙の千々石衆も参加する話があったそうですが、今回は残念ながら参加は見送り。とはいっても、去年と比較すると明らかに仲間が増えており、実に嬉しい限りです(^-^)。
 さてさて、こちらの祭りでは本番一週間前に公民館で説明会が実施されるんです。ところが、拙者は仕事の予定が入っており参加できなかったゆえ、担当窓口の方に連絡。その方は自前甲冑持参で現れた拙者の事を覚えていらしたようで(笑)
「昨年参加していただいているので、前日リハーサルに来ていただければ、問題ないですよ。」
と快諾していただきました。ありがとうございますm(^-^)m

 前日の10日(土)。越前からはるばるやってきた真下殿と合流。その後、豊後の中川内膳正殿お勧めの久留米ラーメン(警察犬のポスターでいっぱいの不思議な店!)を食べに行き、それから佐賀城へ!!まだ新しい本丸歴史博物館を見てからリハーサルに向いました。

今年は暖冬で、昼のドライブは窓を開けないと暑いぐらいの陽気なのですが、さすがに夜になるとそれなりに冷え込みます。去年に比べると寒さはだいぶ和らいでいたので、過ごしやすかったですね。

リハーサルは午後7時から9時半近くまでのおよそ2時間半、入場から劇の始まり、合戦の打ち合わせと、しっかり練習しました。

 今年の配役は、真下殿が和仁軍鉄砲隊、副島殿と拙者が豊臣軍武者となりました。驚いたことに、拙者はなんと壇上で立ち回りをする役に(驚)。合戦劇にはそれなりに経験がありますが、舞台の上に上がるという経験は実はほとんどありません。しかも、役員の方から
「舞台はカメラがばっちりマークしているので、よろしくお願いします(笑)。」
と頼まれました。さすがに緊張します(^_^;)。この時、対戦相手の方が所用でいらしてなかったので、立ち回りの所要時間だけ聞いておいて、拙者の方で簡単な手を考えておくことにしました。
 この時は星空が見えていたのですが、上空の空気は不安定なのか、雨がちらつくことがありました。しかし、明日の天気予報はばっちり「晴」! 好天を願って今日はゆっくり休みましょう。


次ページへ   レポートトップページへ