いや、予想はしていたんですけどね・・。
夜行バスは、眠れたのか、眠れなかったのか、よくわからん状態で、気付いたら甲府でした。疲れがとれていないことは確か。去年も眠れなかったのですが、今年もダメでした(T_T)。
さて、今回の拙者の役柄は「武田軍」。わかっていることはそれだけでした。どの武将の隊になるかはさっぱりわかりません。元々、今年の冬はいろいろと忙しかったために、正直なところ、石和に参戦できるかどうかは、もっと時期が迫らないとわからない、という微妙なところでありました。幸い、都合がつきそうな見込みになったため、去年加えてもらった松永弾正殿の隊に、欠席者の補欠として加えてもらえることになりました。その弾正隊が、今年は武田軍所属、ということになったので、拙者も武田軍の武者ということになったわけです。そして、今年は自作甲冑での参戦です!拙者の鎧は赤いため、武田は赤、上杉は黒、と色分けされている石和合戦では、どうみても武田軍の武者であります。当初は去年に引き続いて足軽のつもりだったのですが、今回武田軍での参加が決まったので、自作甲冑を持って行くことになりました。基本素材が紙なので、軽いですしね(^o^)。
さて、今年の第26回 石和川中島合戦戦国絵巻、拙者の今年の目標は
の「三ない」主義です!さて、どうなることやら・・??
(なぜこの3つが目標になったのかは、去年のレポートをごらんくださいm(_ _)m)
着付けを終えて、校庭に出た拙者らは、それぞれ剣劇の練習をしたり、写真を撮ったりと思い思いに過ごしておりました。
まずは、各隊ごとに信玄公と記念撮影です。
校庭に並んだ武田勢。 |
さて、ここでスタッフから合戦の流れについて説明があるのですが
すごく遠くから説明されたんですよね。
それもあってか(?)、うちの大将はお喋りに興じてな〜〜んにも聞いておりません(^_^;)
大丈夫なんだろうか・・(汗)
↓こんな感じです。
右端中段に小さく見えるのが説明中のスタッフの方。
これでいいのか弾正隊!?(汗)
隊列は乱れに乱れ、統率はまったく取れておりません。
そんな状態ゆえ、ついに野望溢れる者達による反乱が勃発したのでありました。
弾正隊の内乱を捉えた決定的瞬間の一枚(笑)。 |
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そういう経緯でこの隊は拙者が乗っ取ったぁ〜〜!! |
と、戯言はこれぐらいにして、次はまじめな話書きます。
昼食後、信玄公と写真を撮ってもらおうとして散歩している時に手ごろな山を発見。 |
この時でした。たいへん印象的だった出来事が起こったのは。
「あの、兜に触ってみてもいいですか??」
という依頼が聞こえました。ふと見ると、二人の女性に両脇を介護されたお婆さんがいらっしゃいました。お婆さんは視覚障害を持っているようでした。この鎧兜の基本素材は紙であることなどを話しながら、お婆さんは兜の鍬形、しころ、そして大袖と、その手で確かめていらっしゃいました。
それだけのことでしたが、拙者らは何度もお礼を言われました。派手なパフォーマンスで観客を沸かせることも重要ですが、こういう小さなコミュニケーションも忘れてはなりませんね。
さて、お昼休憩が終わったらいよいよ出陣! |
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拙者らの隊は最後尾から2番目に出発となりました。それにしても、本日は真に晴天なり(^o^)
そうそう、今回も行列中に何かパフォーマンスしよう、という話になりまして、拙者が前口上の原案を考えて、前日から甲府に来ていた弾正殿と明智日向守光秀殿が中心になって成案にする、という流れで決まりました。内容は
副将の明智殿「此度の戦は武田家の命運を左右する一大決戦!上杉謙信の首は我らが取るぞ!!」
と前口上を述べた後、隊長の弾正殿が音頭をとって勝ち鬨を二回。そして拙者が
「殿!我が隊の戦意、天を衝くほど!武田勢の勝利は間違いなしでござる!」
と話をふって、弾正殿が「うむ!」と答える
というものでした。
でも残念ながら、今回はこのパフォーマンスはあまり活躍しなかったのです・・(ーー;)。何故かというと、合戦場までの道のりは閑静な住宅街を抜けて行く小さな道だったから、ということが一番でしょう。大通りは通らないため、自然と行列を見物する人も少なく(多くの人は合戦場で場所をとっているのかもしれないです)、2,3回やったのですが注目度はいまひとつでした(^_^;)
いや、1回だけ見せ場はありもうした!!それは、行軍途中で上杉軍と遭遇した時でした。最初に入場するのは武田軍なので、上杉軍は武田軍が通り過ぎるまで待っている必要があるわけですね。順番を待つ上杉軍の前を、堂々と武田軍が通って行くわけです。
(これはチャンス!!)
と、拙者と真下殿は上杉軍の目の前で、このパフォーマンスをやることを弾正殿に上申!!
さ〜て、いつやるか( ̄ー ̄)??
今か・・・・
今か・・・
今か・・
・・あら、通り過ぎた・・・・
な、なにゆえに・・・もったいない・・・
既に好機を逸してはおりましたが、何もしないのはもったいない。なので、拙者が後続のみなさんにお願いして、音頭をとって勝手にやってしまいました。ごめんなさい、弾正殿&明智殿
m(_ _)m
う〜〜ん、本日は真に晴天也。
去年は、一度橋を渡って笛吹川を越え、観客席から見ると対岸から各部隊が入場していったのですが、今年は観客席の中を通り、舞台装置の橋を渡って入場となりました。
さて、いよいよ石和川中島合戦戦国絵巻の始まりでござる!!