第28回 石和川中島合戦戦国絵巻

2006年4月16日

兵馬さん、石和のレポートはその後どうなっているんですか?
「ああ、それなら・・・ってマズイ、写真がほとんどないな・・(汗)」
「写真が無いのは困りものですね・・。文章だけでは、書く方も読む方も大変ですし・・。
でも、なぜ写真が少ないのですか??」
「う〜〜ん、一つはゆるり隊を率いる立場だったので、あれやこれやであまり余裕がなかったことが一番かな。
あと、参加者の立場から写真は撮りにくいってこともあるね。それに石和は合戦祭りだから、戦いながら写真を撮るのはかなり難しいよ。」
「そうなると、やっぱり撮影部隊がいると助かるわけですね。」

上杉謙信、壇上にて演説

「あら?もしかしてこの謙信公は吉法師さんですか?」
「そうそう、今回はゆるり隊が上杉謙信役を引き当てたんだよねv(^o^)v」
「なぜそんなことが・・・石和の実行委員会に黄金の饅頭でも贈ったんですか??」
「へへ、お代官さま、今回は是非、ゆるりをご贔屓に・・・
って、そんなわわけありません(笑)」
「そうですよね(笑)でも、なぜ吉法師さんが上杉謙信役に??」
「それはね〜、ゆるりの参加人数が10人に満たなかったことがきっかけだったんよ。
石和は十人一組で申し込むのが基本なんだけど、それに足りなくて・・・
最初は、人数不足だから参加中止も考えたんだけど、『行きたい!!』っていう方の意向を無視するわけにもいかないし・・
それで、どうせ参加するなら何か話題を・・、と思って、謙信役に応募したんです。」
「ふむふむ。」
「そしたら、なんと拙者が謙信役に当ってしまった(笑)」
「え!?そうなんですか??」
「そう、最初はね。でも、月曜日に休みが取れなくなってしまって、どうしても日曜日のうちに肥前まで帰らなきゃならなくなってしまった。
しかも、一番最後の飛行機に乗るためには、祭り終了と同時に石和温泉駅まで行かないと間に合わなかった。となると、上杉謙信が祭り終了と同時に体育館までダッシュで帰らないといけない、っていう事態が予想されたわけ。」
「上杉謙信は祭りの後も写真撮影頼まれますよね。それはいろいろな意味で問題ありですね。」
「なので、今回は辞退しました。それで、もう一回抽選したら吉法師さんに当った。吉法師さんにも事情を話して了解してもらって、本番に至ったわけです。」

   

ゆるり隊は斎藤朝信隊

「謙信役の吉法師さん以外のゆるり隊メンバーは、斎藤朝信隊となったんですね。」
「そうそう、大将は関東参謀の違い鎌さん、副将は甲斐の守将まさき♪さんにお願いしました。
自分は、終了と同時にダッシュで帰るので身軽な足軽役(笑)」
「合戦場では、斎藤隊は謙信公の護衛役だったんですか?」
「もっちろん!!斎藤隊の奮戦が謙信公を救ったのさ〜♪」

決戦前。間もなく、総がかりとなって、この付近は激戦区となる。

「これは、総がかり直前の写真の様ですね。」
「石和の総がかりは、ほぼ完全に『参加者の自由』だから、信玄も謙信も狙われるんよね(>_<)」
「以前は兵馬さん自身、信玄公に切りかかったことがありますもんね(^-^)」
「いやいや、お恥ずかしい(^_^;)」
「でも、今年はゆるり斎藤隊が奮戦して、謙信公を守ったんですよね?」
「ごめん、さっきはちょっと大袈裟に言った(^_^;)。実際は、謙信公も太刀を抜いて応戦せざるを得なかったんよね。」
「さっすが、地元・武田軍の勢いはかなりのものだったんですね〜」
「それもあるね〜。あと、石和は『米沢上杉祭り』みたいに『斬られたら倒れる』っていう暗黙のルールがないからな。竹光でチャンバラしても、あんまり意味がないのかも。。」
「押し合い圧し合い、押し競饅頭状態になったわけですね。」

全軍攻撃!!
飛び出す上杉勢

「こうして見てると、本当に迫力がありますよね!大軍が一斉に飛び出すところなんか特に(^-^)」
「その点は、参加人数の多さがよく活かされていると思う。」
「逆に、他の祭りみたいに動きを統率するのは大変になりそうですね(-_-;)」
「必要なスタッフの数も多くなるし・・。まぁ、仕方のないことかな。」
「そして次は・・・あ、もう次で最後ですか!?」

謙信公とゆるり隊!
(撮影:ka-ko様)

「参加された皆様、お疲れ様でした\(^O^)/」

(写真提供:鈴木繁友殿)


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