そして翌日。空は灰色がかった雲で覆われて、強い風が唸って吹いていました。雲の流れが、それは早いこと早いこと・・。。まさに「嵐の予感」です。それでも、お昼過ぎぐらいまでは雨も降らず、外で開演する予定でリハーサル開始。左上写真のように、「元服武者」達も剣舞の練習に取り掛かります。その一方で、風は時が経つにつれて勢いを増し、陣幕が吹き上げられてたいへんな状況になっています。

(そういえば、去年の観櫻火宴も強風で雨に降られたんだったな・・・)

 なんて思っていると、本当に途中から大粒の雨が降り注いできたのでありました。この時点で、やむを得ず全員体育館に避難。回復の見込みはまったく立たなかったため、松明行列は中止。「釜蓋城物語」は体育館で実施する運びとなりました。誠に残念で、苦しい決断でしたが、天気ばかりは人の力では如何ともしがたいものですね。。


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