2007年3月31日(土)。第11回観櫻火宴。

 昨年に引き続き2回目の参加となる、雲仙は千々石の熱い祭り「観櫻火宴」!!今年は名物の松明武者行列のコース変更に加え、昨年上演された「釜蓋城物語」をよりパワーアップさせて合戦絵巻仕立てにするなど、従来とは異なる形で準備が進められてきました。まずは何より、これほどの規模の祭りを運営してきた実行委員会の4名の方々に深く敬意を表します。

 さて、今回は3月末の開催。3月末といえば、多くの企業は「決算」の月ですよね。当然ながら、仕事はいろいろと多忙になってしまい、事前練習もほとんど参加できず(涙)。前日の30日夜に、会社の同僚の飲みの誘いを振り切って(^_^;)、千々石に向ったのでありました。今年は桜も綺麗に咲いていたのですが、一番の心配は「天気」でした。31日当日は、強風に加えて大雨という最悪の天気予報でした。といっても、観櫻火宴は「雨天決行」なので延期はナシ!!今年も盛り上げるぞ〜〜\(^O^)/!!

 と、張り切っていたのですが、拙者が千々石に着いた頃には、既に前日リハーサルは始まっておりました。遅れてゴメンナサイm(_ _)m。この時既に、お祭り仲間では、全国制覇進行中の左馬之助殿、遠く東北から参陣のシンヨー殿、最近メキメキ力をつけてきている副島源太殿が一通りの打ち合わせを終えていた様子。実行委員会の方々は、今年中学校に入学する「元服武者」達の練習に励んでいらっしゃいました。拙者、凄いと思うのですが、
「実行委員会の士気が高い!!」
これほど、地元の人々を動かす情熱と実行力を兼ね備えた主催者は、全国探してもそうはいないのではないでしょうか。また、「元服武者」の親たちも我が子の練習を見守っており、「観櫻火宴」がすっかり地元に根付いているお祭りであることが示されている、と思った次第であります。そんなことを思いつつ、拙者は自分の出番を確認して練習に取り掛かりました。
 今回のメインイベントは昨年よりもパワーアップした「釜蓋城物語」。拙者の役柄は、龍造寺家の重鎮・鍋島直茂。最終幕では、千々石家の家老・町田兵七郎(演者は左馬之助殿)と一騎打ちをするという、けっこう重要な役です。全体の流れから、個々の殺陣と、練習することはいっぱいあったのですが、残念なことに途中でタイムアップ。後は、宿で呑みながら、いろいろな噂話に花を咲かせて、前日の夜は更けていきました。

(鹿之介さん、夜中までしゃべっていて申し訳ないm(_ _)m)


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