さて、行列は商店街を曲がって、休憩地点の神社の前まで向かいます。前のほうを歩いていた新選組は、神社入口を通り越してかなり前方にでてしばらく待機。はて、何が始まるのでござろう??
この時、拙者は何が行われているのかさっぱりわからなかったのですが、神社の方々が殿様を迎えて儀式を行っていたそうです。 |
儀式が終わり、一行は神社に入って休憩となりました。境内は行列参加者と見物客で本当に溢れかえっておりました。この時、真下殿、河村殿と合流。真下殿の紹介で、昨年の北條五代祭りで同じ隊だったじんぼ殿とご挨拶しました。じんぼ殿も、あちこちのお祭りに参加されているそうです。
それにしても今日は暑い!しかも拙者は頭が痛い!
なので、お茶をもらって一息つこうとしたその時、境内の奥のほうで怒号と悲鳴が響き渡りました。市中見回り、治安維持が任務の新選組。ここでお茶を飲んでいるわけにはいきませぬ!すぐに声の方向に行ってみると、そこには・・・
浪人は東映の方々でした。個人的には
(浪人風情が、姫にからむとはいい度胸だ!拙者がお相手しよう!!)
と、抜刀して向かって行くところですが、これは劇。見物客と一緒に成り行きを見守る拙者。
すると、東映の土方さんが登場。しかし、浪人は姫を人質にとり、土方さんに刀を捨てるように要求。
仕方なく、刀を捨てる土方さん。それを見て勝ち誇って大笑いする浪人達。
拙者心の声(笑い声がいかにも悪人でござるな)
ここで東映の永倉さんが乱入することで形勢は乱れ、混乱に紛れて姫を浪人達から取り返しました。
浪人達は槍も持ち出して、新選組に挑みます。 |
境内で激しい立ち回り! |
浪人達は二人の活躍で撃退され、行列の平和は守られました。めでたしめでたし^^。
平和が戻ったところで、草津姫にお願いして写真を1枚(^o^) (写真撮影:新選組の方)
|
さて、そろそろ行列再出発の時間。この時は、頭の痛みもほとんど直っておりました。
ここで時代行列は商店街に向かう姫様の部隊と、市役所に帰る本隊(新選組はこちら)の二つに分かれます。
帰り道は行きとは全く異なり、静かな住宅街を進んでいきました。 |
さて、新選組の前を歩くのは子供奴。子供奴の最後尾は小学校高学年の女の子達でした。昼も過ぎ、見物客もあまりいないので、だんだん隊列は乱れて、いつものおしゃべりモードに入ったようです。
「○○ちゃんは、色白で筋肉のある人が好きなんよね〜〜^^」
「じゃあ、ボブサップでええやん。」
○○ちゃん「なんでやねん(怒)!!」
拙者心の声(ボブサップは色白とは言い難い。)
こんな感じで、おしゃべりしながら遊びながらの子供たちを見て、自分の小学生時代を思い出しながら、市役所までの帰り道についたのでした。
市役所まで戻ってきたところで、スタッフの方に突然 |
こうして、時代行列は終了となりました。その後、「タイムスリップ江戸時代」という名前の企画で、行列参加者が会場のあちこちに待機し、観光客との記念写真に応じる時間がありました。拙者の持ち場は市役所前の会場だったゆえ、木曽路の物産展を見ながら紫芋アイスを食べて(もちろん、この時も新選組の衣装のまま)、のんびりしておりました。
ステージでは東映の皆さんによる最後の剣劇が披露されました。主役の土方はもちろん浪士役の方も、新選組時代劇の名物「階段落ち」や宙返りを出したりと、本格的な殺陣で観客をわかせておりました。
カツラが痛かったけど、なかなか楽しい祭りでありました(^o^)
<謝辞>
暑い中、応援に駆けつけてくれた真下昌景殿、河村真就殿、一門衆撮影隊の皆様、ありがとうございました。
今回ご挨拶させていただいたじんぼ殿、またどこかのお祭りでお会いした時はよろしくお願いいたします。
そして、新選組(写真を送ってくれた山南君、ありがとうございます!)・大名行列の皆様はじめ、祭りの企画運営にあたった関係団体の皆様に深く御礼申し上げます。
m(_ _)m