越後まつだい冬の陣

のっとれ!松代城

2005年3月13日 開催

城主狙い(1位狙い)の人達は、スタートから凄い速さで走っていきました。
拙者は最初からハワイ狙いなので、ゆっくりとスタートです。

まずは、一面雪景色の野原の中を走っていきました。
手前に写っている武者はほにゃぢ殿です。
拙者、出足から問題を抱えてしまいました。それは意外にも草鞋
草鞋のほつれた部分に雪が付いて、それが握りこぶし大ぐらいの雪玉になってしまったのです。重さはたいしたことはないのですが、走っていると邪魔なことこのうえなし。なので、途中から草鞋は脱いで走りました。

500mぐらい進んだところで、最初の障害「馬落し」。
雪の壁を越えなければならない障害です。
左写真のように、ここで大きな人だかりができていました。
ちなみに、若者のAkira殿、軽装の手負いの在野武将殿は先頭集団について一気に駆け抜けて進んだとのこと。

参加経験のあるやーたろー殿と真下殿から、雪壁の高さは150cmぐらい、と聞いていたのですが、今年は拙者の身長(173cm)よりも高かったです。
2mぐらいあったでしょうか。(左写真)
拙者らはお互い助け合いながら、雪壁を越えていきました。この雪壁、8枚もあったんですよ。最初の障害でけっこう疲れてしまいましたね(^_^;)
これだけ高いと、越えるのも大変ですが、降りる時も注意が必要でした。現代物甲冑のやーたろー殿と真下殿は、飛び降りる時に、鎧の重さが肩にきて、辛かったそうです。

(写真提供:真下昌景殿)

2番目の障害は「掘り越え」。
といっても、こんなかんじでソリに乗って、手で漕ぎながら進むものでした。
これはわりと簡単な障害でしたね。

(写真提供:真下昌景殿)

3番目の障害は「騎馬止め破り」。
格子状につながれたロープの壁
(↑これってなんていう名前でしたっけ??)
を登ります。高さは5mぐらいはあったでしょうか。
ここは応援の観客のみなさんの注目が集まるところなので、手負いの在野武将殿は「松代城主」宣言を発表し、施政方針演説(ちょっと表現が大げさか・・)をされたそうです。
というわけで、松代町の皆様。町長選挙の時は、是非在野武将殿に一票を(^o^)
なお、拙者は高い所が苦手なので、登りきったら早々に降りることにしました(^_^;)

(写真提供:ほにゃぢ殿)

4番目の障害は「砦越え」。
段差150cmぐらいの階段を登っていきます。
これはわりと簡単に越えることができました。
5番目の障害「坂落し」は、この砦のすぐ後にありましたが、わりと緩やかな坂でした。滑って降りていく人が多かったのですが、拙者は袴が傷むことを恐れて立ち滑りで突破。

(写真提供:ほにゃぢ殿)

 「坂落し」を越えたあたりが、だいたい1500m地点。給水ポイントで水をもらい、係りの方に
「がんばれ将軍!!」
と励まされ(「将軍」と呼ばれたのは初めてですね)、拙者はほにゃぢ殿と一緒に、雪が溶けて路面がぬれている舗装道路を歩いていきました。途中まで一緒だった真下殿、やーたろー殿、越後の猫殿は、気付かないうちにだいぶ前に進んでいたようです。

やがて、なが〜〜い登り坂の雪道に。
拙者とほにゃぢ殿、会話もなくなり、無言でひたすら登りました。
そういえば、コース図に記されていた「抜け穴」と「城盗橋」というのは見当たりませんでしたね。気付かないうちに通り越してしまったのかな??

そして、8番目の障害「地獄谷渡り」。
こういうのって、公園とかにありましたよね。拙者、子供の頃はこれが大好きでよく遊んでおりました。懐かしい(^o^)。

そして、9番目の障害「石垣登り」。これが最後です。
松代城も視界に入ります。
本当に石垣を登るわけではありませんが、スキー場でいうと25°くらいの急斜面を、綱をつたいながら登る、というものでした。
登っている最中、上の方から声がするので見上げてみると、既にゴールしていた在野武将殿。天守閣の上から応援してくれました。
かたじけのうござる。

最後の段差を登りきり、遂にゴールイン\(^O^)/!!
ふぅ〜〜、やっと着いたぁ!!
拙者の順位は305番でした。ちと遅め?


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