桶狭間古戦場まつり

第16回 2004年6月6日開催

武者達は、バスに乗って会場へ移動であります。鎧武者を満載したバス、名づけて「武士バス」
多くの通りがかりの人を驚かせながら、武者達を再現劇会場まで運んでくれました。運転手さん、ありがとうございます
m(^-^)m

上高根警固隊の皆様による火縄銃の発砲実演。
拙者らが会場に到着した頃に、披露されておりました。
それにしても、火縄銃は音に迫力がありますね。

さて、いよいよ再現劇の始まり!
基本的には、昨年と同じ内容なので、今回は写真を中心に語っていくことにします。
まず、右は第一幕「丸根・鷲津砦の戦い」の場面。
織田・今川両軍による槍合戦が繰り広げられました。
この戦闘は、勢いに乗っている今川勢の圧勝で幕を閉じます。

(写真提供:真下昌景殿)

一方、信長の居城・清洲城には続々と敗報が・・
激論を交わす家臣たち、対照的に酒ばかり飲んでいる信長。
この状況を一変させたのは
「今川義元、桶狭間にて休息中」
という戦況報告でありました。

(写真提供:真下昌景殿)

勝利を確信したのか、それとも一発逆転を賭けた決意の表れか。信長は幸若舞の「敦盛」を舞うのであります。
殺陣の要素を含んだ勇壮な左馬之助殿の敦盛の舞、実に見事でありました!観客からも、自然に拍手が湧きあがっておりました。

(上2枚写真提供:肥前守左馬之助殿)

一方の今川義元本陣は酒宴で盛り上がっております。舞あり、家臣たちの相撲あり(左写真)と、かなり油断しているようです。

(写真提供:真下昌景殿)

そして突然の雷鳴と共に織田軍が襲来!
先頭切って切り込んだのは、信長の荒小姓・毛利新助!
「敵将、今川義元公はいずこ!」

(写真提供:肥前守左馬之助殿)

混乱状態に陥った今川軍本陣。
最初に義元公に挑みかかったのは服部小平太でしたが、この対決は義元公に軍配が上がります。
危うし!服部小平太!

(写真提供:肥前守左馬之助殿)

小平太に止めをさそうとした義元公を阻んだのは拙者・毛利新助。背後から組み付き、小平太の危機を救います。
「小平太!今だ!!」
義元公は拙者を振りほどくことができず、小平太の槍の一撃を受け、あえない最期を遂げるのでありました。
奢れるものは久しからず、ただ春の夜の夢の如し。といったところでしょうか。

(写真提供:肥前守左馬之助殿)

こうして、桶狭間合戦劇は幕を閉じました。
倒れた義元公に信長公が手を貸して両者は握手を交わしました。
出演者一同が整列し、桶狭間合戦の戦没者に対して会場全員で黙祷を捧げました。
それから、出演者の紹介が行われました。昨年もそうでしたが、ここで紹介された人が一つアクションをするのであります(^^)。左馬之助殿はお笑い路線で行ったゆえ、拙者は刀を使ってやってみました。

 (写真提供:真下昌景殿)

<謝辞>
織田信長役を演じた肥前守左馬之助殿、お疲れ様でした!敦盛の舞はじめ、ちょっとした演技も見事でありましたぞ。
前日から写真撮影&応援に駆けつけてくださった真下昌景殿、ありがとうございました!次のお祭りでは、一緒に参加できるといいですね(^o^)!
そして、今川義元役のS殿、服部小平太役の伯耆守安綱殿、お疲れ様でした。最後の殺陣は室内会場の場合も含まれて、何度も練習が必要で、たいへんだったと思いますが、本番ではいい形になっていたと思います。
前日に、殺陣にアドバイスしていただいたじーや殿&うーろん殿、ありがとうございました。
そして、此度の桶狭間古戦場まつりの企画・運営に携わった関連団体の皆様に、この場を借りまして深く御礼申し上げます。


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