高虎一行は体育館を出発。行列出発地点の市役所前まで向かいます。 |
(写真提供:よしま殿) |
拙者「藤堂家臣団、集合!!」 |
拙者心の声
(むむ!?反応が薄い(汗)!?)
勝ち鬨が終わった時点で、何かしらの反応が観客から出ると思ったのですが、此度は何もなし(大汗)。失敗か!?
心底焦る拙者に、横内殿から一言、助言をいただきました。
横内殿「最後に一礼して終えたほうがいいのでは?」
なるほど!これではどこが終わりなのか、見ている方からはわかりにくいかもしれませぬな。最後の締めくくりを用意せねば!
勝ち鬨の後、「納め〜刀!」と「一同、礼!」の号令をかけて、終わりをはっきりさせる、という案に改良となりました。
一度目は失敗(?)に終わりましたが、懲りずに二度目に挑戦じゃ!
さて、演技だけではなく「営業活動(←よしま殿命名)」もしっかり行います。興味ありげに見ている子供などを見つけたら |
といっても、失敗もありました。
小学校高学年ぐらいの男の子が、幼稚園かそれよりもう少し小さい妹(?)をだっこしてこちらを見ておりました。男の子は興味ありげだったのですが、女の子は拙者を見て脅えている模様。
拙者心の声
(どうしようかな・・?・・・よし、行ってみよう!)
と拙者が近づいていった途端、女の子は泣き出してしまい、慌てた男の子は妹を抱えて後ろに下がってしまいました・・。。
横内殿「はは、泣かしてしまいましたな(ニヤリ)」
拙者「いや、まいりました(^_^;)」
幼い子供の目には、鎧武者は恐ろしいものに映っているのかもしれませぬな。
(ちなみに、後ほど、この時の男の子は泣き出した妹を親に預けて再びやってきて、刀を持って記念撮影を行いました。)
さて、出発時間が来ると行列は進み、有料観覧席の前へ。ここで2回ほど「高虎入城イベント」を行いました。こちらは練習のかいあって、なかなか上手くできたようで、暖かい拍手を頂くことができました(^o^)。
そして、高虎行列は一旦表通りを曲がって人の少ない脇道を経由し、国道に向かいます。行列全体が国道に並んだところで、再び時間調整のためにしばらく待機。よしま殿やスタッフの方から
「さっきの、ここでやってもいいですよ。」
とのお言葉。了解でござる。今度は決めてみせまする!
陣形に参加していただく皆さんに変更点を伝え、もう一度挑戦!今度は黒子の方が拙者の側でマイクも用意してくれました。
最初の号令で、藤堂家臣団が整列。そして拙者の口上。口上は、大きな声で、かつ聞き取りやすいようにはっきりと、を心がけましたが、一部かすれ声になってしまいました。そして3回勝ち鬨をあげた後、「納め〜刀!」の号令で刀を納め、「一同、礼!」の号令で締めくくり。二度目の挑戦は、なんとか観客の方から拍手をいただくことができました。よかった!ほっと一息でござる。
写真は3回目の時のもの。 |
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「全騎、抜刀!!」 |
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「エイ!エイ!」 |
行列の途中で突然騒ぎ出す女子衆。 | |
同じく、安濃津丸に乗船している和太鼓チームと華やかな振袖姿のミス津。 |
こんな感じでどんどん盛り上がっていく津まつり。しかし、天気ばかりは人の力ではどうしようもありません。朝から微妙な感じの曇り空は、この辺りで雨模様となってしまったのであります。最後にもう一度「高虎入城イベント」をやってから予定を短縮して引き上げとなりました・・。無念。
左は高虎入城イベント(3回目)の一場面。この周囲は本当に人の数が多く、しかも観客を間近に感じたのを覚えております。写真ではわからないですが、この時既に雨が降り始めておりました。 | |
ああ、無念の退却・・・。 |
秋の天気は変わりやすい、というのは本当でしょうか?拙者らが体育館に引き上げた頃には雨は止んでしまったのであります。う〜む、この季節、天気の判断は難しゅうござる。
そこで、一部の参加者は校庭で写真撮影会。拙者はよしま殿のリクエストにお応えできなかった殺陣の練習を兵糧奉行殿を相手にしておりました。この時、伊勢戦国時代村のスタッフの方ともお話ができてよかったです。
お疲れ〜。といっても、山本殿は槍の稽古を欠かしません。「利家とまつ」で利家が演じた槍の舞も、一部ですが披露してくれました。 | |
奉行3人・小姓2人!我ら藤堂家臣団(の一部)!今年も大活躍じゃ〜〜!! |
そして来年も再び活躍しましょうぞ! |
体育館内で高虎公の兜が置かれているのを発見!近くのスタッフの方にかぶってみてもいいか尋ねてみると |
此度の津祭りに共に参加した兵糧奉行殿、松永弾正殿、山本采女殿、横内鞠雄殿はじめ、即興演技に協力していただいた奉行・小姓の皆様、お世話になりました。まことにありがとうございます。
写真撮影していただいた片矢木宣平様、ご協力、まことに感謝であります。
そして、よしま殿はじめ、高虎時代行列運営スタッフの皆様と、伊勢戦国時代村スタッフの方々にもたいへんお世話になりました。来年はもっといい祭りになるといいですね(^o^)