侍「傘??拙者のことでありますかな??」
男「( ̄□ ̄;)!!
さ、サムライや・・・・侍が番傘さしとる〜〜〜!!」
侍「娘さんじゃなくて残念至極、といったところですかな。
して、尋ねたいこととは何でござろう??」
男「あ、あの・・お侍さんはいったいここで何をしておられるのでしょう??」
侍「拙者は藤堂家にて勘定奉行を務めている者じゃ。此度は主君・高虎公が1年振りに津の街に家臣たちを率いて現れるというので、拙者もお供すべく参上仕ったところでござる。」
男「へ??タカトラコー??1年振り??」
侍「おぬし、『藤堂高虎時代絵巻』を知らぬのか?津まつりの名物であるぞ。」
男「は〜〜、そうなんでっか。いんや、祭りがあると聞いただけでここまで来たもんで・・・」
侍「なるほど、それで祭りのことを尋ねようとしたわけか。よし、それでは拙者が簡単にご案内いたすことにしよう。
我らが主君・藤堂高虎公は、類稀な才覚と先見性で戦国乱世で名を上げ、伊勢・伊賀32万石を治める津藤堂藩の藩祖となったお方でござる。
そして、津まつりの起源は、高虎公の跡を継いだ高次公が、高虎公を祀るために人々にまつりを開くことを奨励したことにあるのじゃ。」
男「ほえ〜〜、そないな歴史があったとは・・」
侍「特に今年は、有志らが事前から準備を進め、前日に練習もしたのじゃ。
これまでの時代絵巻とは一味違う内容が期待できそうじゃのぅ。」
男「は〜〜、そうでっかぁ。ゆーても、津まつりに来たのは初めてやし・・」
侍「まぁ、それはそれでよい。せっかく津まつりに来たのなら、『藤堂高虎時代絵巻』を見てみるのがオススメじゃ。
おっと、そろそろ時が・・。拙者はこれにて失礼いたす。」
男「わざわざ説明してもらって、ほんまありがとうございます〜。」
それでは、津まつり『藤堂高虎時代絵巻』2004年(平成16年)の
はじまりはじまり〜〜
見てね(^o^)