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龍野市立武家屋敷資料館

時代区分江戸時代分類区分資料館旧国名播磨
現在地兵庫県龍野市龍野町上霞城45番地
家主

・龍野脇坂藩 芝辻家
・家格:二人扶持 御流格 あるいは 御盃格

建築年代

・主屋:天保8年(1837年)頃

 龍野城の南方、龍野小学校の向かい側に武家屋敷が残っています。こちらの武家屋敷は、江戸時代は龍野脇坂藩に仕えた「芝辻家」の屋敷だったそうです。主屋は天保8年頃の建築であり、離れ、水回りの修築・増築を繰り返しながら、昭和まで住居として使われていました。
 龍野は城下町として発展してきたこと、建設省の街なみ環境整備事業などをふまえ、龍野市がこの武家屋敷を丸ごと資料館として保存・整備することとなったそうです。建物自体が史料であるため、屋内には特別な展示物はありません。その代わり、屋内はかなり自由に見て歩くことができます。天井の低い2階などは、昔の日本の家屋の特徴を良く表しているのではないでしょうか。
 また、この武家屋敷は資料館としての機能に加えて、公共施設の一つとして、会合場所、地域交流、学習の場所として使用することができます。詳しくは、龍野市役所にお問い合わせください。

<交通手段>
・電車:JR姫新線「本龍野」駅より徒歩15分ほど
・車:駐車場はありません

<開館情報>
・午前10時〜午後4時
・入館料無料、使用料無料
・休館日:月曜日(祝日と重なった場合は翌日)、年末年始(12月29日〜1月3日)

探検日:2005年1月4日
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