第18回 ふくい春まつり

越前時代行列

行列準備編

BGM:ねこふんじゃった
composed by リク

結城秀康公石像

さて、本番当日。
空は一面の青空!お祭り日和でござる\(^O^)/!
集合時間よりもだいぶ早く目覚めた拙者は、一足先に行列の出発地点である福井県庁に行ってきました。
福井県庁は、福井城址にあります。福井城の面影は本丸周辺の石垣と堀・天守台を残しているのみで、城の見物、というものはできませぬが、桜はきれいに咲いておりました。
(あれ?足羽川の桜はこんなに咲いていたかな・・?)
と、それはさておき、左の写真は県庁の敷地内にある、越前福井藩祖となった結城秀康公の石像でござる。


陳列鎧その1
陳列鎧その2

城址に建てられた県庁を一通り見て終わったのち、時間にはだいぶ早かったのでありますが、集合場所の小学校体育館に向かったのでござる。到着してみると、既にスタッフの方たちは準備を始めていたのでビックリ。さらに、真下殿は拙者よりも早くついていたのでビックリ!「早うござるな〜」と話してる間に、真下殿と拙者は着付けに入りました。
着付けは係りの人がやってくれるのでありますが、着付けが始まると何人もの女性に囲まれたので再びビックリ。
拙者心の声(な、なにゆえ、皆様拙者らの着付けをそんなにじっと見つめられるのでありましょうか(汗)?)
しかし、考えてみれば800人もの時代行列。数人の係員だけではとても間に合いませぬ。拙者らの着付けを見ている女性方は、当日お手伝いに来た方々のようでありました。最初の着付けを見ておきたかったわけでござる。
左上写真は、柴田隊の有名武将が着用する甲冑で、右上写真は朝倉隊・新田隊の有名武将が着用する鎧。行列の規模が大きいだけに、鎧の数もかなりのものでありました。

正面
背面

して、今回のお市の方隊鎧武者の装備でありますが、赤い桶側胴でありました!胴には鋲も打ってあります。兜は前立てなしの簡素な兜。戦国時代型の簡素な作りでござる。また、今回は一般の武者も刀ではなく太刀を佩き、脇差もついておりました。
うむ、なかなかの若武者振りでござる。


三銃士とダルタニアン?

しばらくすると、やーたろー殿も到着。時間は十分すぎるほど余裕があったので、着付けが終わると早速記念撮影開始。
まずは、早めに集まったお市の方隊鎧武者4人で刀を交差させて一枚。赤穂でもやりましたが、拙者は映画「仮面の男」で出てきた、三銃士とダルタニアンが誓いを立てるときにやる、これが大好きなのであります^^。

我ら一同!本日は身命に代えてでも、お市の方様をお守りするのだ!

円陣を組め〜ぃ!

お〜〜し!!気合入れてくぞ!!
高校球児ではありませぬが、赤鎧の若武者4人。円陣組んで団結をはかったのでありました。

(写真提供:やーたろー殿)


鉄砲隊!構え!
鍛錬じゃ!

(写真左上)
さて、お市の方様を守ると誓ったからには、鍛錬して敵に備えねば!最近の戦は鉄砲をはじめとする飛び道具が肝心。と言ったところで、そこに鉄砲があるではないか!早速射撃訓練じゃ!
鉄砲!構え〜〜ぃ!
(写真右上)
さて、武士たるもの、鉄砲にばかり頼っていてはいかん。接近戦のために腕力も鍛えねば!校庭に置いてあったサッカーゴールで懸垂じゃ!
ほい、1!2!1!2!

腹ごしらえ

さて、鍛錬も一息ついたところで、少し早いお昼にしましょうぞ。腹が減っては戦はできぬ、でござる。
校庭で、殺陣指導の方と最後の打ち合わせに臨みました。段取りは決定したのですが、参加人数が想定よりも多かったせいか、一人でやるはずだった一連の動作を分割して二人でやる、ということに。せっかくの機会なので、練習に参加した人は全員参加させる、という方針を貫くための非常策でありました。
そうなったからには、一生懸命がんばらねば!自分が担当する動作を、実際に体を動かして何度も確認。

結城秀康隊練習

校庭では本番に備えて練習する隊もありました。左は結城秀康隊の練習風景。旗指物をつけた黒鎧をまとった武者が多かったです。


新田義貞隊練習
新田義貞隊練習2

上の写真は新田義貞隊。
烏帽子に大鎧の武者はじめ、郎党、神官(?)からなる部隊でありました。やはり、戦国時代の部隊とは衣装もそれに伴う雰囲気も一味違っております。


女武者隊
茶色の鎧

校庭での練習が一段落ついたあと、再び体育館内へ。時間はまだまだ余裕。記念撮影をしておかねば!
というわけで、被写体を探して歩いていると見事な赤い陣羽織を着た女武者隊を発見。どこの部隊かはわからずじまいでしたが、実に鮮やかでありました。
その一方で、あまり見かけない(と思う)茶色の鎧の武者を発見。地味な色合いですが、渋さがあって拙者はけっこう好きな色であります。

大太刀!

そして上の写真が、越前時代行列の名物の一つ、「真柄直隆の大太刀」でござる!真柄直隆は朝倉家に仕えた剛勇の士で、五尺三寸(約160cm。一般の刀の倍ぐらいの長さ)の大刀を振り回して戦ったとのこと。
右の拙者が持っている長い方は200cmはあったでしょうか。左の真下殿が持っている短い方も160cmはあったと思われます。もちろん、これは偽物なので本物よりもはるかに軽いもの。

集合写真!
中央とは・・

(左上)
お市の方隊の人数が増えてきたところで、武者の集合写真を一枚。お隣の柴田隊の武将様2名を中心にして、各々方個々に決めポーズで撮りました。
(右上)
「おぬしのカメラならおぬしを中心にして一枚撮ろうではないか」
と言われて、はばかりながら拙者が中心に入って一枚撮らせてもらいました。鎧が一般武者ですが、位置的に大将でござる(^^)。

いざ、出発地点へ!

こうしている間に出発の時間が迫ってきたゆえ、出発地点である県庁へと向かうのでありました。


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