謙信公祭

第80回 2005年8月16日

8月16日 天気:晴
 この日も、天気は青空が広がる心地の良い天気でした。ここ3年、謙信公祭は晴れ続きです(^-^)。 これまでと同様に、集合場所の春日小学校を訪れると、体育館に鎧がズラリと並べられている見慣れた風景が目に入ってきました。

←武田軍内藤隊に配備された兜
前から(あれ、カッコイイなぁ〜)
と、個人的にかなり気に入っていた武田菱の前立ての兜をかぶることになりました。
これに、甲府の武田神社で買ったお守りをつけて、戦の備えは万全でござる(^-^)

←武田軍内藤隊の武者その8・・ぐらい?
内藤隊の標準装備に加え、防御力向上のために面頬を装備。これは自作鎧に合わせて作った面頬なので、同じ赤色でもちょっと違う色になっております。ゆるり隊の袖印は、いつもの腰巾着に付けました。これも、お守りなのです
(^-^)

(写真提供:真下昌景殿)

 時間になると、今年も進行役を務める丸竹産業様スタッフ一同から、諸注意と挨拶をいただきました。やはり、昨年の結果を心配されているのか、刀の取り扱いについてと怪我については、念入りに説明がされていました。怪我は、本当に気をつけなければなりません。さて、着付けが終わってからすぐに校庭でリハーサル開始です!

←殺陣の基本講義
 軒猿頭殿(左)が、夙丸殿(右)を相手に、立ち回りの基本を説明されております。合戦劇では、基本かつ重要な要素になるので、説明にも力が入ります。
しかし、その点は軒猿衆のお頭だけあって、うまい具合に笑いをとって説明されていらっしゃいました(^-^)

←山本勘助の作戦(リハ)
 肥前守左馬之助殿が務める山本勘助(左)が、武田信玄公にきつつき戦法を提案しているところです。信玄公の脇に立っているのは、今年新登場の武田信繁殿。信繁は、個人的に好きな武将なので、来年以降も登場してほしいなぁ〜、と思っております。(お頭、よろしくお願いします(笑)!!)

 こうして、リハーサルは進んでいきましたが、途中で林泉寺参拝の時間になってしまいました。そう、一昨年拙者も行ったのですが、上杉軍の一部の方々は、林泉寺の参拝があるんですよね。リハーサルが終わらなかっただけに、本番が少々心配になりました。残った武者たちでリハーサルの続きが行われ、それが終わるとすぐに自衛隊のトラックに積載されて春日山城の上杉謙信像まで運ばれていきました。

(ふ〜、さすがに真夏に武装して動き回るのは疲れますわい。ここらで一服しようかのぉ〜。)
と思っていた矢先、手負いの在野武将殿が即興で寸劇をやりましょう!と提案。内藤昌豊役の一樹殿もノリノリで早速企画会議が始まりました。このノリの良さこそ、軒猿衆の強さなのです(^o^)!!

「狙うは敵将、上杉謙信の首じゃ〜〜!!

春日山城の、上杉謙信像の前で、正々堂々声高々と気炎を上げる内藤隊と信玄公。
在野武将殿の発案でやった即興パフォーマンス、そしてそれにしっかり合わせてくれた信玄公はさすがでした。

(写真提供:真下昌景殿)

 むむ、拙者も負けていられぬわ!!ここは一つ、軒猿衆のアイドル、きょんちゃんに共演してもらって即興寸劇を披露してみせましょう!

拙者「今日は、きょんちゃんを謳って一句作ってきたのでござるよ(照れ)」
きょん「え!?私のために!?・・どんな句なのでしょう(ドキドキ)?」
拙者「指一本 月の輪グマも なんのその
  いかがでござろう?きょんちゃんの武勇と怪力を見事に表現していると思うのでござるが・・・」

きょん「・・・
薙刀の味、知りたいですか(^-^)?」

拙者「なんですと??」

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と、失礼いたしました。
次に行きましょう。

←出発を待つ内藤隊
そうこうしている間に、行列出発の時間が迫ってきました。
残念ながら、行列で披露した内藤隊の演武の写真はありませんが、今年も諸所で勝ち鬨、殺陣を披露してきました(^-^)

←軒猿衆殺陣専門部隊

一方その頃、軒猿頭殿率いる殺陣専門部隊は、本格的な立ち回りを沿道の観客に披露していました。行列の位置関係上、内藤隊からはその立ち回りを見ることはできなかったのが残念なところです。

(写真提供:真下昌景殿)

←馬上の信玄公
以前から、「信玄公も馬に乗せた方がいい!」
という意見が上がっていたそうですが、今回、馬をサラブレッドではなく木曽馬にすることで、信玄公も馬上の人となることができました。やっぱり馬はいいもんです(^o^)

今年は時間的な余裕があまりなかったようで(各部隊が路上パフォーマンスに奮闘していたため?)、公園での休憩時間もそこそこに史跡広場に向かって再出発となりました。


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