謙信公祭

第80回 2005年8月15日

今年も、暑い夏がやってきました。
蝉も元気に鳴くこの季節になると、拙者の頭の中はあるお祭りのことでいっぱいになります。
そう、それは・・・・
謙信公祭!!
拙者は今年で3回目の参加。そして、謙信公祭自体は今年でちょうど80回目という記念の年なのであります。
それに加え、今年は軒猿衆の軒猿頭様が実行委員会に加わり、謙信公祭の更なるパワーアップを図ったお祭りなのです。まず参加人数の規模が拡大し、武田軍に山県昌景隊、武田信繁隊が新設された他、馬がもう一頭増えて、謙信公のみならず、信玄公も馬上の人となりました。拙者は、「軒猿衆応援団」という位置づけで、軒猿衆の近畿支部長・一樹殿が隊長を務める武田軍・内藤昌豊隊の一員として参加。
今年も、暑い熱い上越の地へ行ってまいりました(^-^)!!











 さて、上越に行くときにいつも悩むのが交通手段。けっこう遠いんですよね(^_^;)。特急電車か飛行機か、あるいは船を使うか(笑)で迷っていたところ、一樹殿が関西組を率いてレンタカーで行くというお話しをいただいたため、拙者も便乗させていただくことになりました。関西組の出発は、なんと14日の23時!夜通しで高速を走って、15日の午前中に上越に入る、という強行軍です。運転は交替しながら、という話だった(はずな)のですが、拙者が出る幕はなし。体育会系の軒猿衆のノリを8時間もの間発揮し続け、一樹殿が一人で走破して無事に上越入りを果たしたのでありました。一樹様、運転お疲れ様でした。乗ってただけの拙者もさすがに疲れました(^_^;)
 15日の午前。天気はあいにくの雨模様でした(-_-;)。本番に降られるよりはいいのですが、一昨年昨年と好天続きだったので、ややトーンダウンしてしまいました。上越にて軒猿頭殿(通称:お頭)と合流し、親鸞が船をつけたという浜を見物してから(ちょうどこの時、雨に降られたのですよね(^_^;))、川中島合戦劇が行われる春日山城史跡広場に向かいました。今年も、全体リハーサルは午後4時からでしたが、軒猿衆はそれよりも早く集まりました。今回、軒猿衆で参加するメンバーと顔合わせ、挨拶をした後に、台本のチェック。それが終わったら、行列で披露する内藤隊の立ち回りの練習など、一昨年、昨年より、質も量も充実した内容になりました。これも、仲間あってこそできることです(^-^)。
 今年は部隊が新設されたことに加え、部隊の並び方も変更されていたため、リハーサルもやや時間に追われ気味。演出に凝れば凝るほど、打ち合わせや練習に時間がかかるということは、拙者も既に体験済(第6回紀州鉄砲まつり参照)なので、よくわかります。今回、厳重に注意されたことは、怪我・刀&鎧の損傷についてでした。昨年は、総がかりの時に熱くなりすぎた武者らが暴れすぎて、刀は折れるわ、鎧は壊れるわ、さらには怪我人も多い、という灘の喧嘩まつりのようなお祭りになってしまいました。そこで今回、お頭と丸竹産業の間で対策が練られ、総がかりの時でも、決められた部隊と決められた場所で戦う、という約束事が決まったのです。その結果、内藤隊は本庄隊と舞台の上で交戦することになりました。拙者の相手は、本庄隊のマコ殿に決定。舞台に上がれるなんて、なかなかないチャンスであります(^-^)。
 時折、雨に降られたものの、リハーサルも無事に終了。その後は楽しい前夜祭(^o^)。軒猿衆を中心に、なんと26人(27だったかも?)もの人数がバイキングに押し入って、たらふく食べて解散となりました(笑)
いよいよ明日は謙信公祭、本番です!


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