たかとり城まつり2003

2003年11月23日開催

さて、バスに運ばれて行列参加団体は出発地点である吉野ストア前に集合します。
真下殿はまだ着ておりませぬが、幸いなことに出発までまだ時間があったゆえ、とりあえず二人だけででも練習開始。今回弾正殿が着用されているのは、鮮やかな青い色の直垂。袖もけっこう大きく長くて見た目はかなり立派なのですが、その反面、刀を使う殺陣では動きづらそうでした。そうこうしているうちに、次のバスで真下殿が到着!よかった、間に合った(^o^)!!
それでは早速練習開始!
強行軍だったにもかかわらず、真下殿は元気で動きも機敏でありました。豊明や大山では二人で殺陣を演じたこともあるので、短時間の打ち合わせで、とりあえずは形にすることができ、ほっと一安心。ついでに、真下殿はちょっとした動作を一つ提案してくれました。

大阪城鉄砲隊

こちらは大阪城鉄砲隊の方々。「真田幸村と十勇士」という設定だそうです。女の子忍者の猿飛佐助、弁慶のような三好清海入道など、個性溢れる団体でした。

家老衆

こちらは町の方々が演じる「家老衆」。実際、演じている方々の年齢・風格も「家老」にぴったりでありました。
ちなみに、行列の道中
「お殿様はいないの?」
という質問が多々あったそうです。

さて、いよいよ時代行列出発の時間でござる。出発前に、係りの方から参加団体についての簡単な説明があり、それが終わると順次ゆっくりと出発していきます。そして、いよいよ拙者らの番が来ました。
係りの方
「次は各地のお祭りに参加されている『歴史祭り参戦隊』の方々です。ゴレンジャーみたいな名前ですね。」
拙者心の声
ゴ、ゴレンジャー・・・煤Pロ ̄|||)
係りの方
「今回、高取は危ない、ということで援軍に来ていただきました。まことにありがとうございます^^。」
この係りの方のユーモラスな紹介、なかなかおもしろかったです!
さて、出発に先立ちまして、景気付けに勝どきを一つ。最初に音頭をとるのは真下殿!
「我ら歴史祭り参戦隊!これまで各地の祭りに参加してまいった!
今回、高取にて祭りがあると聞き、援軍に馳せ参じてまいった!
今後の我らの活躍と、たかとり城まつりのさらなる発展を祈って勝ち鬨じゃ!
エイ!エイ!」
全員
「オォ〜!!」
と、いつも通り3回繰り返しました。「かなり緊張した(後日、本人談)」とのことですが、声も大きく迫力満点で音頭をとってもらいました。ちなみに、今回真下殿は刀を忘れてしまったのですが(^_^;)、新小道具として采配を持って来られました。陣羽織を着た大将風の武将が采配を掲げて音頭をとる姿は見事なものでしたぞ。それでは、歴史祭り参戦隊、出発じゃ!!


(写真撮影&提供:一門衆撮影隊

さて、ここで行列参加団体を紹介していきましょうぞ。

こちらは保存会の方々による奴行列。大名行列にはよく奴さんが登場しますね。

して、こちらが青年団による大名駕籠。ちなみに、中に殿様は乗っておらず、空だったみたいです。

きらびやかな鎧武者が集う本陣。

天誅組の方々は、行列にも参加して踊っておられました。

そして拙者ら歴史祭り参戦隊。弾正殿が映っておりませぬが・・(^_^;)

かわいらしい子供武者。鎧は親御さんの手作りなのでござる。

大阪城鉄砲隊の方々。赤地に黒の六文銭の旗が勇ましいです。

宮本武蔵と佐々木小次郎も参戦です。

最後尾は大道芸の「南京玉すだれ」。賑やかな団体でありました。

(上の写真撮影&提供:一門衆撮影隊

と、簡単ですが行列参加団体の紹介は以上です。
・・・・
というより、拙者はこれぐらいしか説明できない、という方が正しいのです・・。
拙者らは企画していた通り、観客が集まっている所、行列が止まってしまった時などを狙って勝ち鬨をあげておりました。音頭とりは3人でだいたい順番に交替して回し、口上は随時その場に合わせて省略したり、台詞を変えたりして、けっこうな数をこなしていたのであります。拙者はそっちの方に夢中でありました(^_^;)。でも、こんな失敗も・・
拙者 「各々方、抜刀召され〜い!!
今宵は天気にも恵まれ・・・
って、今は昼じゃ・・・(^_^;)」

アドリブでもしっかりした口上が言えるようになりたいものでござる。
さて、次ページでは殺陣をご披露いたしましょうぞ。

写真その2
大将は真下殿
(写真提供:みくろ殿)

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