天王山合戦絵巻

大山崎町商工会サンクスフェスタ
2006年10月29日

突然ですが皆様、問題です。

京都府乙訓郡大山崎町
にて繰り広げられた、日本史上たいへん有名な合戦といえば何でしょう??


・・・
・・・・・・・


意外とわからないんですよね、この問題。
(「わかった!!」という貴方は、お見事です)

聞くところによると、地元の人でも、知っている人はほとんどいらっしゃらないそうです。
して、答えは


「山崎の戦い(天王山の戦い)」 です。

この戦いは、1582年本能寺の変で、織田信長が家臣の明智光秀に討たれた後、同じく家臣の羽柴秀吉が、いわば弔い合戦のような形で明智光秀と戦った、というものでした。この戦いの勝利をきっかけとして、その後秀吉はライバル達との戦いに勝ち抜き、最後には天下を取っております。
今でも、大きな勝負どころを「天王山」と言ったりしますが、それはこの戦いが由来になっているんだそうです。
現代の言葉に残るぐらい、この戦いは秀吉の天下取りにとって重要な戦いであり、さらには日本史上でも、その後の天下の形勢を定める重要なターニングポイントであったわけです。
ですが、現在この地は古戦場として注目されることも少なく(その点、関が原や姉川とは全然違います)、これほどの戦いがかつて繰り広げられたという事実は、地元住民にもほとんど認識されていない、という状態です。今回の祭りは、そんなところから始まりました。

 拙者が所属している歴史同好会「ゆるりの集い」の代表・辰之進殿は、このような現状を「たいへんもったいない」と思ったそうです。

なんとかして歴史ある大山崎の地で武者祭りを開きたい・・・・

 「歴史の普及と継承」は、ゆるりの集いの活動の一つです。武者祭りも、その一環としてこれまで取り組んできました。そんな思いを胸に、辰之進殿は武者祭りの開催を立案し、紆余曲折を経て、大山崎町商工会の祭りのイベントの一つとして、開催に漕ぎ付けたのでありました。天王山合戦絵巻自体は、今年で2回目。昨年は都合がつかずに参加できなかった拙者ですが、今年は無理やりで都合をつけ(^_^;)、久々に京都・大阪の地を踏むことになったのでありました。

いざ、天王山!!

敵は天王山にあり〜〜〜!!!



レポートトップページへ戻る   次ページへ