藤堂高虎時代絵巻 2006

2006年10月8日(日)

そして津まつり当日。昨日とは打って変わり、すがすがしい秋晴れです(^-^)
ちょっと暑いぐらいです(^_^;)
昨年に引き続き、時代絵巻はじーや監督プロデュース作品です。

こちらの山車は、奥方様の輿。これって全部、市役所の方々の手作りなんです。凄いですよね。拙者一人ではまず無理です。
そして、今回はスペシャルゲストとして高虎の父・虎高役を幽霊雑兵殿に務めていただきました。
主役の藤堂高虎の後ろに、奥方様と虎高公を乗せた山車が進みました。

今回の時代絵巻のように、行列に華を添えるのはやはり女性。その筆頭の「奥方」様との記念撮影は外せません(笑)
『ゆるり』の春日御前さんが、今年の奥方様。桔梗御前さんは昨年に引き続き女武者。そして、拙者は家臣団の某武将役です。五月人形が着てそうな大振りの兜に大きな鍬形。今回は久しぶりに立派な甲冑です。

それにしても、今年は本当に暑い!!
鎧着て立ってるだけで汗かいてしまうぐらいです。なので、出発までの待ち時間は休憩タイム。
お茶をいただいて、のんびりしております。

その頃、拙者は何をしていたかというと、こんな写真撮影。
意味不明です(^_^;)
下に写っている烏帽子の女性は家老役の方なのですが、拙者の意味不明な行動に困惑気味でした(^_^;)
アホですんません。

マイ甲冑で参加のほにゃぢ殿と因幡真親殿。ほにゃぢ殿の一風変わった面頬は、実は自作品なのです(驚)。
因幡殿は、「暑い」「疲れた」という理由で、この日は前胴に陣羽織の軽装。本当に暑い日でしたよね。

奥方様の輿を守るは、ゆるり一の大男武者・落武堂の多気さんです。
自作の前立、脇立が本当に良く似合っています。

さてさて、いよいよ時代絵巻の始まりです。
写真撮影は、観客側から撮影していただきました片矢木宣平さんです。
(今年もありがとうございます)
今年も一番最初の長〜〜〜い桟敷席前でのイベントは「高虎公入城」です。
こ〜〜んなかんじで、大観衆の中を行進していきます。

そして高虎公が読み上げる祈願文。
今年も津の地に幸いありますように・・・・!!
という内容だった、と思います。

そして今年もやって来た最中襲撃隊!
今年は凛々しい若武者2名を加えて、「最中セリフ」も悪役振りを増幅させております。
がんばれ高虎公!!

家臣団が見守る中、高虎公は襲撃隊を見事に切り伏せ、その武勇を観客に示すのでありました。

2回目のイベントは、本部前にて藤堂家臣団の演武です。
槍隊の演武から始まり、続いて武者組の紅白戦。組頭の号令の下、一斉に飛び掛っていきます。

おぉ〜〜〜〜、みんながんばれ〜〜
ほとんどの方は立ち回りの初心者でしたが、直前の練習通りにがんばって刀を振るっています。こうして見ると、けっこう迫力ありますよね。

最後の締めくくりは因幡殿と拙者による一騎打ち。この立ち回りの手は、二人で考案したものなので、ちぃっとばかし不安だったのですが、大きな失敗もなく無事にこなすことができました。
写真は、因幡殿の連続攻撃・最後の斬撃を何とか受け止めた瞬間。

最後のイベントは松菱百貨店裏口にて、高虎の津入城後の物語が展開されました。
内容は昨年とほぼ同様で、高虎に従おうとしない地侍集団を従わせる話。春日御前さんが、前日必死に覚えていたセリフの出番です(笑)。
言うことを聞かない地侍集団を、軍勢を派遣して攻め滅ぼそうとする高虎に対して、優しい奥方様が寛大な心で接することの大切さを説きます。ちなみに、藤堂高虎はその遺訓に、愛妻家であるような文面を残しているんですよね。

そして相手はやっぱり「最中襲撃隊」
拙者心の声
(なるほど!桟敷前で襲ってきたのは、高虎の津入城を妨げるつもりだったわけか!!)

(↑レポート作ってやっと気付いた人)
ステージに上って、後ろから飛び掛るという荒業を見せる最中さんでしたが、やはり最後は斬られる運命。。
言うことを聞かない地侍集団も、高虎公の武勇を認め、その傘下に入ることを誓うのでありました。

 と、以上をもちまして藤堂高虎時代絵巻2006の終了です。参加された皆様、そして企画・運営に携わった「三重ドリームクラブ」と津市役所の皆様、お疲れ様でした!!

 

<謝辞>

此度の津祭りに共に参加された皆様、お疲れ様でした!!
今年も貴重な写真の数々を撮影していただいた片矢木宣平様、拙者のカメラで撮影してくれた貴千代君の母上様、ご協力、まことにありがとうございました。
そして、じーや殿はじめ、剣友会の皆様、三重ドリームクラブをはじめ高虎時代行列運営スタッフの皆様と、伊勢戦国時代村スタッフの方々にもたいへんお世話になりました。
毎年、進化していく高虎時代行列。来年も楽しみです(^-^)!!


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