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東大寺

時代区分奈良時代分類区分神社寺院旧国名大和
現在地奈良県奈良市雑司町406−1
重要文化財
関連人物

・平重衡 ・松永久秀 ・三好三人衆

関連事件

「平重衡南都焼き討ち」
「松永久秀が三好三人衆を破る」

東大寺といえば、大仏で有名です。修学旅行なんかで奈良に来たときは、たいてい奈良公園とすぐそばの東大寺を見る、というのが定番でしょう。奈良は都が置かれたこともあり、東大寺をはじめ諸寺は宗教界で大きな勢力を持っていました。その力は宗教界だけに止まらず、平安時代には積極的に政界へも進出しており、中でも東大寺は大きな力を持っていたそうです。
そのためか、世俗勢力との摩擦も多く、兵乱によって2回も大仏殿を焼失してしまっています。1回目は源平時代、平重衡たいらのしげひら)ら平家との戦い。2回目は戦国時代、松永久秀と三好三人衆の戦いに巻き込まれ、大仏殿のみならず、大仏の頭も焼け落ちてしまいました。
その後、江戸時代になってから頭部が修復され、大仏殿も再建されました。

東大寺南大門
東大寺大仏殿正面

左写真は東大寺南大門。この門に鎌倉時代、運慶らが作ったといわれる金剛力士像が2体あります。薄暗いので見えにくいのですが、かなりの迫力です。右は大仏殿の正面の門。

<交通手段>
・近鉄「奈良」駅より徒歩10分ほど。

探検日:2004年1月31日
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