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林泉寺への移動手段は昨年に引き続いて自衛隊のトラックであります。拙者、自衛隊トラックに乗るのは初めてでござる(^o^) |
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林泉寺の入り口で一団はトラックを降り、普段は閉じられている山門の前に整列します。 |
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お祭りでこのような儀式に参列するのは、昨年の赤穂義士祭以来、2度目の経験でありました。 |
狭く険しく急な傾斜の山道を自衛隊トラックは武者を載せて登ります。
トラックを降りてから行列出発までの間、拙者らは自販機が置いてある売店で一服でござる。この売店のすぐそばには上杉謙信公の銅像がそびえ立っているのですが、この像のすぐ下に登れるとのこと。それなら早速登ってみましょうぞ(^o^)!
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途中で合流した真田幸隆殿も交えて、記念撮影(^o^)。 |
大賑わいの春日山神社の脇では、武蹄式が行われておりました。 |
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敵の本拠地に現れた信玄公も、写真撮影の大人気。 |
と、見物ばかりもしていられませぬな。新発田隊で行列パフォーマンスの打ち合わせをしなければ!
と、この界隈を探してみたのですが、まだ仲間は到着していない模様。
と、売店の前で米屋殿発見。聞いてみたところ、まだ一部の上杉軍は体育館に残っているとのこと。
と、ド〜〜ン!!と、大きな発砲音が聞こえてきました。石和でも聞いた米沢砲術隊の方々であります。
お、新発田隊発見!最後の打ち合わせと確認を行います。
そして、スタッフの方々の指示に従って隊列を整え、出発するまでの待ち時間の間に最初で最後の練習を行いました。
<2003謙信公祭 新発田隊行列パフォーマンス>
「はばかりながら申し上げまする!」
「我らは上杉軍にその名を轟かせた新発田因幡守治長様の軍勢でありまする!」
弾正殿「先の川中島の戦においても、屈強な武田勢を蹴散らして武功を上げ申した!」
拙者「今宵の戦においても、かつての新発田勢の活躍を再現いたす所存!」
「我らの活躍、ご覧くだされぃ!」
あゆみ殿「それでは、因幡守様、ご挨拶を・・・」
新発田治長(やーたろー殿)
「我こそ、新発田因幡守治長である!
・・・・・・」
・・・(沈黙)・・・
(写真提供:まめのすけ殿)
セリフを忘れてしまったやーたろー殿。拙者らも観客も笑いもうした(^_^;)
新発田治長「ええぃ、笑うな(^_^;)!!
今宵の新発田隊の働き、しかと見ていただきとうござる
者ども!訓練された新発田隊の働き、この場で披露するのだ!」
郎党一同「オオォ〜!!」
(拙者らは駆け足でやーたろー殿を中心に密集隊形をとります。)
新発田治長「抜刀!!」
(一斉に刀を抜き放つ新発田隊の面々。)
新発田治長「勝ち鬨をあげる!エイ!エイ!」
全員「オオォ〜!!」
と、セリフが長い方はかんでしまったりもしましたが、なかなか気合が入った結果でありました。見ていた方々、拍手いただきありがとうございまするm(^_^)m。
実際にやってみて、皆様も少し緊張がほぐれた模様。また、行列コースでは道の両側に観客がいるため、やーたろー殿を中心とした密集隊形ではなく、左右に分かれて並ぶ、という案に修正しました。
そして、いよいよ行列出発でござる!新発田隊につきそうスタッフは着付けに引き続いて甲冑師様。甲冑師様が吹く勇壮な法螺貝と共に、全軍が春日山を降り始めたのでありました。
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行列の道中、新発田隊はこのパフォーマンスを3回(4回かも・・)ほど行った他、因幡守様が音頭をとる勝ち鬨も数回行いました。勝ち鬨の声も、恥ずかしがらずに大きな声でできるところを見ると、皆様の士気の高さがうかがえまする。甲冑師様には、パフォーマンスできそうな場所などをいろいろと教えていただきました。まことにありがとうございまするm(^_^)m |
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急遽、新発田隊の男武者で押すことになった姫車。乗っている乃美姫様は |
さて、行列は広い公園に入っていったん休憩となりまする。この公園の入口で、スタッフの方から銅鑼を一つ手渡されました。
(何に使うのでござろうか??)
この時は使いどころがわからなかったのですが、後にいい演出道具になったのでござる。
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詳しいいきさつは忘れ申したが、休憩中に繁霞殿と対決!噂の「繁霞パワー」通り、繁霞殿は元気一杯でありました。 |
「見れば立派な陣羽織!名のある将と見た!覚悟!!」 |
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「フレッシュマン3人で!」 |
総懸かり、退却戦のときの打ち合わせの図。拙者と繁霞殿で考えた手を、のりび。殿から助言いただいき、稽古相手にもなってもらいました。 |
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馬上の謙信公。やっぱりかっこいいのぉ〜(^o^) |
あ!休憩中の因幡守様の背後から敵将・真田幸隆が!! 今回の真田幸隆殿はよく人の背後に回ることが多かったでござるなぁ・・。 |
他にもいろいろあった休憩時間でありましたが、そろそろ再出発いたしましょう!
ここから合戦劇が行われる史跡広場への距離は短めでしたが、パフォーマンスと勝ち鬨を数回実行。今度は銅鑼を演出道具に加えてやってみましたが、結果はなかなかといったところでした。こういう鳴り物があると、よりいっそう雰囲気が出るものですな。
史跡広場入場待ちの時の一枚。この銅鑼が活躍します(^o^)
(写真提供:惟新殿)
そして、上杉・武田両軍は史跡広場に入場!いよいよ川中島合戦劇が始まりまする!